人種や宗教を超え世界各地で精力的に活動し、ノーベル平和賞を受賞した故マザー・テレサの活動を克明に記したドキュメンタリー映画2部作が4月19日より、シアターキノ(札幌市中央区南3西6、TEL 011-231-9355)で限定上映される。
マザー・テレサの没後10周年に公開された同作品は、昨年9月の東京都写真美術館ホールを皮切りに、全国主要都市13カ所で上映され、4月11日時点で約17,000人を動員。3月29日に上映を開始した東京・吉祥寺では、口コミにより話題となり、2週目の動員数が増加したことで上映期間を1週間延長した。今後も、今回の札幌を含めた7カ所での上映が決定している。
「マザー・テレサ・メモリアル」と題した同作品は、「マザー・テレサ:母なることの由来」(1986年)のデジタル復刻版と「マザー・テレサ:母なるひとの言葉」(2004年)の2部作。制作・監督は、アメリカABCテレビで脚本家兼プロデューサーとして多くの社会派番組を手がけたアン・ペトリさんと妹のジャネット・ペトリさんが手がけた。
「マザー・テレサ:母なることの由来」は、ペトリ姉妹がマザー・テレサの精力的な活動を5年間、10カ国に渡り追い続けた記録と、生い立ちから「聖女」と呼ばれるまでの経過を克明に描いたもの。「マザー・テレサ:母なるひとの言葉」は、インド政府による盛大な国葬の模様を軸に、生前のマザー・テレサ本人のインタビュー映像と、その言葉を継いだ側近の修道女たちの証言で構成される。
料金は、1作品券前売り=1,000円、当日・一般=1,200円、シニア・高校生以下=1,000円、2作品券前売り=1,800円、当日=2,200円。前売り券の発売は4月18日まで。上映は5月2日まで。
マザー・テレサ・メモリアル「マザー・テレサ」ドキュメンタリー映画(伊勢志摩経済新聞)「マザー・テレサ」ドキュメンタリーを限定上映(シブヤ経済新聞)