ホテルパールシティ札幌(札幌市中央区北2条2丁目)1階に8月23日、トマト料理専門店「シシリアンルージュ札幌」(TEL 011-222-0520)がオープンした。経営は、夕張市にある「夕張鹿鳴館」や「夕鹿の湯」を運営するテクノ(小樽市)。
ホテル1階エントランスに仕切られたスペースに席数38席を用意する。
「夕張鹿鳴館」の総料理長を務めた増川博美さんが総料理長を務め、果肉が柔らかく調理用のトマトとして人気を集めているミニトマト「シシリアンルージュ」をメーン食材に、12~20種類のトマトを使ったコース料理とトマトを使った商品を提供する。
同店で使うシシリアンルージュは、夕張のハウスで同社が2,500株栽培したもの。シシリアンルージュを筆頭に、由仁の契約農家など道内で栽培するトマトなど新鮮な食材が毎日届くという。
ランチメニューは、「ヘルシーランチ(週替わり)」(1,280円)、「トマトフォンデュセット」(1,680円)。「ヘルシーランチ」は、500キロカロリーに抑え、セットに付くハーブティーは、美容・糖尿・高血圧の3種類から選ぶことができる。ハーブコーディネーターの資格を持つ増川さんが、それぞれに適したハーブをセレクトしている。
ディナーメニューは、「トマトコース(6品)」(2,280円)、「シシリアンコース(7品)」(3,480円)。コース内容は、食前ドリンクに2~3種類のトマトジュース、トマトの前菜、メーン料理、トマトのスイーツ、トマトパンなど。
料理以外に、南幌町、当麻町、江別市で製造されているトマトジュース(1,000円~)やパック入りのシシリアンルージュやカラフルトマト(380円)などのトマト製品も販売する。
増川さんは「前菜からデザートまで、トマトづくしメニューばかり。トマトが好きな人に満足していただけるはず。カジュアルな雰囲気の中、ヘルシーな料理を楽しみながら味わってください」と自信を見せる。
営業時間は、ランチ=11時~14時、カフェ=14時~17時、ディナー=17時~20時30分(以上ラストオーダー)。