ナイトメアの新アルバム「SCUMS」-札幌でのライブへ向けて意気込みも

咲人さん(左)・YOMIさん

咲人さん(左)・YOMIさん

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 ビジュアル系ロックバンド「NIGHTMARE」が1月30日、1年2カ月振りのオリジナルアルバム「SCUMS」を発売し、全国ツアー「beautiful SCUMS」の札幌でのライブへ向け、ボーカルのYOMIさん、ギターの咲人さんが意気込みを語った。

NIGHTMARE

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 2010年に結成された同バンド。仙台を拠点に活動を始め、インディーズ時代からデモ音源を完売するなど人気を集め2003年にメジャーデビュー。重低音のヘビーなリフやテクニカルなプレー、打ち込みなども取り入れた多彩な曲にメロディアスな音階、歌声を重ねた独自の世界観を打ち出す実力派のバンド。アニメ「DEATH NOTE」「CLAYMORE」などアニメのタイアップソングに起用されるほか、映画「20世紀少年」でバンドとして出演もするなど、幅広い層から人気を集める。

 アルバムに関してYOMIさんは、「いろいろな音が入っているので、2回目聴いたときにまた違った音を感じとれたり、聴けば聴くほど新しい発見があるアルバムになっていると思います。ライブ感のある仕上がりで、ノリや勢いも自然と入ってきます」、咲人さんは「試行錯誤しながら今までにやったことのないような曲、使ったことがないような音を探して実験的な要素も入れつつ作っていきました。自分たちには今までなかったやり方になりました。『SCUMS』は『クズたち』という意味で、1曲目の『My name is “SCUM』は『俺はクズだけど』と言ってしまえる潔さ、普通は隠したがるところをさらけ出していくNIGHTMAREの新たな一面を垣間見ることができる曲になったと思います」と話し、バンドとしての新たな魅力を引き出した作品として自信を見せる。

今月12日に「ペニーレーン24」(札幌市西区二十四軒4条5)で行うライブに関して「アルバム自体がライブで映える曲がたくさん入っているのでそのノリをライブに持っていきたいですね。北海道は勢いが違い、積極的にガンガン来る感じがあります。全国的に見ても独特のノリを感じるのでこっちも盛り上がります」(YOMIさん)、「速い曲や展開が激しい曲が多いのでもたつかないように(笑)。5人の音のバランスや曲ごとの音の表情をうまく表現したいです」(咲人さん)とライブへ向けて意気込みも語った。

 アルバムは、収録曲「ASSaulter」「終わる世界の始まりは奇なり」のミュージッククリップDVDがそれぞれ付いた「type A」「typeB」(以上、3,780円)、ボーナストラック「BLACK OUT」「BEHIND THE MASK」を収録した「typeC」(3,150円)の3種を発売する。ライブは、開場18時、開演18時30分。チケットは5,500円(別途ワンドリンク。3歳以上有料)。

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