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札幌の鶏和食専門店の「さつまいもチップス」人気に-6種の味付け

さつまいもチップ

さつまいもチップ

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 札幌の鶏和食店「峠の鶏小屋」(札幌市北区北33西3、TEL 011-815-1708)が提供を始めた「さつまいもチップ」が人気を集めている。

店頭に並ぶさつまいもチップ

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 同店は2002年、函館近郊・七飯町の峠下に店舗面積わずか1坪の卵焼き専門店としてオープン。当時口コミで話題となり、行列や品切れで買えないほどの人気となったが、養鶏場で飼育していた卵の供給が追い付かなくなり、2004年に札幌に移転した後に一時閉店。今年8月、数年ぶりに実店舗を開いた際「鶏料理以外に女性や子ども向けのメニューもあればと思い作ってみた」と店主の岩渕さん。同商品を試作したところ好評だったため本格的に商品化した。

 岩渕さんは和食板前歴30年のベテラン。京都の和食料亭に務めていたころ、当時提供していた会席料理のお菓子として提供していたという同商品を再現したという。販売当初は、薄切りのさつまいものスライスに少量の砂糖をまぶして素揚げしたシンプルな一品に仕上げ、現在はプレーンの「素揚げ」と、「北海道らしさとうま味を出すため日高昆布の粉末を混ぜたオホーツク産の塩をまぶした」という「塩」「トウガラシ」「青のり」「黒コショウ」の計6種をラインアップする。

 現在は店頭と同店ホームページのほか、札幌駅構内の「北海道どさんこプラザ」(北区北6西4)でも「砂糖」味を販売。先月の「新商品」部門の月間売上数が同店で上位に上がるなど口コミで徐々に人気を集めている。

 「飽きが来ないようシンプルに仕上げた一品。子どもだけでなく、酒のつまみとして大人のおやつとしても味わってもらいたい」と岩渕さん。「現在は道外の食材も使っているが、来年からは100%道内産の食材提供も目指したい」とも。

 価格は250円(店舗価格は200円)。営業時間は、峠の鶏小屋=11時~19時、北海道どさんこプラザ札幌店=8時30分~20時。

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