男女3000人が参加する日本最大級の街コン「エゾコンMAX@サツエキ」が11月25日、札幌駅周辺を会場に開催される。
街コンは、数十人~数千人の参加者が複数の飲食店で食べ飲みして巡り、各店で出会いの場の創出、異業種交流などを図る複合型イベント。今回で5回目を迎えるエゾコンは、北海道で街コンブームを作り出し、累計動員数は1万人を超える。過去4回はススキノを開催地としていたが、今回は札幌駅(通称=サツエキ)周辺に会場を移した。「市内にもさまざま街コンはあるが、札幌駅周辺で開催実績はない。飲食店側から声も掛けていただいたので、サツエキ周辺、札幌駅駅前通の飲食店の活性化や回遊のきっかけを作りたい」と企画者の工藤允太(まさひろ)さん。昨年3月、大通~札幌駅の地下に完成した地下通路「札幌駅前通地下歩行空間」(通称=チカホ)は、信号や天候に左右されない移動の利便性から、1日約7万人が通行する。一方でチカホ完成以降、地上の飲食店や販売店などは客足も落ち込んでいる。その状況を打開する一端を担うことも同イベントの企画背景だという。
参加者は、「センチュリーロイヤルホテル」(北5西5)3階の「Luminous Hall(ルミナスホール)」で受付して参加者用のリストバンドを付けて、飲食店を巡る。各店でビュッフェ形式のフードと飲み放題メニューを提供する。
参加店は、「サントリーズガーデン昊(そら)」(札幌市中央区北5西5)、「NUTS RESORT DUO」(北3西4)、「WINE & TAPAS BISTRO Q」(北2西3)、「NUT CAFE trip」(北4西2)、「WALL BAR DINING」(北2西3)など25店~30店を予定する。
「参加者は20~30代の方が9割で、3000人の参加者5回目を迎え、リピーターの方もいらっしゃる一方で新規の参加者も多い。まだまだ認知されていない分、街コンの醍醐味(だいごみ)を伝えたい」と工藤さん。「札幌駅周辺はファミリーや平日のビジネスマン利用は多いが、祝日は閑散としている店も少なくない。イベントで来店した店に普段使いで再来店するケースも多いので、駅周辺のおしゃれな店を発掘するにも良い機会になる。札幌駅の魅力を新たに伝えるとともに、ススキノから札幌駅、またはその逆に人が流れるきっかけや地域活性につながれば」とも。
参加対象は20歳以上の男女で、1人から参加可能。未婚・既婚は問わず、上限年齢制限は設けない。開催時間は18時~22時。受付時間は当日15時~19時。参加費は、男性=5,500円、女性=4,500円(複数人数申し込みによる割引あり)で、ホームページの専用フォームから申し込む。
今月11日には、プレパーティー「EZOKON×ランジェリー・ウェディングドレス・ボディージュエリー・ネイル・ヘアセットファッションショー」をイベントホール「active one」Party Rock Cafe ACTIVE ONE」(南5西6)で開催。開演20時。チケットはワンドリンク付き2,000円。