札幌エスタ（札幌市中央区北5西2）で10月3日、北海道食材を使った限定メニューを販売する「秋の大収穫市」が始まった。

「フルーツケーキファクトリー」の「柿とほおずきのタルト」

　同デパ地下で毎年開催する秋の恒例イベント。北海道の食材発掘などを目的に、道内でも人気になり始めたという「注目食材」を使い食材のブランド化も図る。今年は南空知の食材をメーンに、由仁町「松井農園」のフルーツほおずき、栗山町「岩崎農場」のルバーブを使ったスイーツを提供する。フルーツほおずきは栄養豊富でコレステロール低下・動脈硬化予防にもつながるとされ、北海道では1995年に由仁町で生産が始まった。栗山町・岩崎農場のルバーブは、米オレゴン州で「ルバーブ生産組合」が「門外不出」にしているという高級品種「クリムソン・ルバーブ」を譲ってもらい生産を始め、無農薬の有機栽培で育てる。

　主な商品は、「柿とほおずきのタルト」（1ピース530円）、「ほおずきのソルベ」「ルバーブのタルト」（以上200円）、「ブリュレ・モンターニュ」（380円）など。

　会場では、イラストやレシピを募集して審査を通過したパンを再現する「夢のパン」、イベント限定の弁当も販売する。

　営業時間は10時～21時（日曜・祝日は20時まで）。今月9日まで。