「北海道四季劇場」（札幌市中央区大通東1）で9月26日、劇団四季（神奈川県横浜市）の北海道初上演作品「マンマ・ミーア」の公演が始まった。

ラストは観客も立ち上がり踊る

　同作は、1970年代を代表するスウェーデン出身のポップスグループ「ABBA」のヒット曲22曲で構成されたロンドン発のミュージカル。1999年の上演以来、世界325都市で5000万人を動員し、2008年には、メリル・ストリープさんらが主演し映画化もされた。エーゲ海の小島を舞台に、主人公ドナの娘・ソフィは人生を満喫しながらも「自分の父親が誰か分からない」という悩みを抱え、ドナに内緒で「父親候補」と思（おぼ）しいサム、ビル、ハリーの3人を式に招いた。それがきっかけとなり生じたさまざまな混乱、それぞれの葛藤などをコミカルに描く人気ヒューマン＆コメディー。

　同劇場では昨年3月から今年9月中旬まで「ライオンキング」を上演し、道内最長ロングランを記録。続く作品として、同作にも期待が集まる。

　チケットは、S席＝9,000円、A席＝7,000円、B席＝5,000円、C席＝3,000円。「劇団四季予約センター」（TEL 0120-489-444）、「SHIKI ON-LINE TICKET」「劇団四季専用劇場チケットボックス」などで販売中。