札幌中心部で9月20日、「サッポロスマイル×ベロタクシー」の運行が期間限定で始まった。
「サッポロスマイル」は、札幌市が今年1月から始めた「笑顔になれる街」をテーマにしたシティープロモート。イベント、観光地、地産地消を推進するレストラン、商業施設などに、シティープロモートのために考案された「サッポロスマイル」ロゴをデザインしたバッジやステッカーなどを配布し、フェイスブックページでは、札幌のイベント情報やタウン情報などを日々更新している。ベロタクシーは、同シティープロモートのテーマカラーである赤色をフルラッピング。乗車客には「サッポロスマイル」のステッカーと、プロモート企画のプログラムを贈呈する。
NPO法人「エコ・モビリティ サッポロ」(札幌市中央区北1西5)が運営するベロタクシーは、2008年、環境に配慮したまちづくりをコンセプトに温暖化防止のため運行を始めた。「大通駅~すすきの」「道庁赤れんが~時計台」(以上300円)、「大通駅~札幌駅」(400円)、「テレビ塔~道庁赤れんが」(500円)、「時計台~二条市場」(450円)など、市内中心部を低価格で運行し、札幌の街並みや湿気の少ない北海道独特の気候を感じることができるなどの理由から、観光客を中心に人気を集めている。
主な停車場所は大通公園周辺で、近隣から電話予約(TEL 011-242-2555)もできる。来月4日まで。