「雫を聴く」と題した水と光のインスタレーション作品を中心に展開する佐々木秀明さんの新作展が12月24日より、イベントスペース「ATTIC」（札幌市中央区南3西6、TEL 011-676-6886）で開催される。

　東京出身の佐々木さんは、これまでに札幌をはじめ、東京やパリなどで個展を開催。波紋を投影する水と光のインスタレーション「雫を聴く」シリーズを展開する。今年5月には、自身初となる写真展で札幌郊外の風景写真作品を発表するなど、幅広い分野で活躍。今回の個展では、「雫を聴く2007」と題し、同シリーズの新作を発表する。

　作品は、暗い室内で水を入れたガラス容器の上に氷を置き、下方から光を当てる。氷が溶けて雫となって落ち、波紋が投影される仕組み。光の中に映し出される波紋と、微かな雫の音を楽しむというもの。

　会期中、佐々木さんは会場に常駐。28日には、ドラマー・高橋幾郎さんのソロパフォーマンスを予定している。時間は21時～22時。

　開場時間は13時～21時（24日は17時開場）。入場無料。12月30日まで。

ATTIC