札幌で「リアル脱出ゲーム」-舞台は月面基地、過去の脱出成功率は10%

2010年、東京で行われた「マジックショーからの脱出」で謎解きにチャレンジする参加者ら

2010年、東京で行われた「マジックショーからの脱出」で謎解きにチャレンジする参加者ら

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 隠された暗号やアイテムを頼りに謎を解き、参加者自身が閉鎖された空間から脱出を図るゲームイベント「リアル脱出ゲーム」の札幌公演第2弾「宇宙兄弟×リアル脱出ゲーム 月面基地からの脱出」が4月13日から、Zepp Sapporo(札幌市中央区南9条西4)で開催される。

「宇宙兄弟×リアル脱出ゲーム 月面基地からの脱出」メーンビジュアル

 フリーペーパー発行、イベント・広告制作、音楽制作などを手掛ける「SCRAP(スクラップ)」(京都市中京区)が企画・制作する同イベントは、2004年に発表されたインターネットの無料ゲーム「クリムゾンルーム」を発端に爆発的に広まった「脱出ゲーム」のフォーマットを、そのまま現実世界に移し替えた体験型エンターテインメント。

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 2007年から京都・大阪・東京・名古屋・福岡などで遊園地やドーム、スタジアム、廃虚、学校、ホテルなどを舞台に開催されており、テレビゲームやアニメーションとコラボしたイベントも多い。上海・北京・シンガポールなどの海外でも公演を行っており、今年は台湾・アメリカなどでも公演を予定している。昨年春に東京ドームで行われた「あるドームからの脱出」では1万2000人を動員。ゲーム難易度の高さも魅力の一つで、各イベントでの脱出成功率は10%ほどだという。

 北海道での開催は昨年秋に札幌のモエレ沼公園で行われた「人狼村からの脱出」が初めてで、その反響の高さから追加公演も行われた。札幌公演での動員数は1500人で、うち脱出できたのはわずか10%だった。

 同公演のコラボ作品「宇宙兄弟」は、幼少期の約束を胸に宇宙を目指す兄弟と仲間たちとの絆を描いた漫画雑誌「モーニング」(講談社)で連載中の人気漫画。昨年には小学館漫画賞と講談社漫画賞を受賞し、今年4月からはテレビアニメ放送、5月には俳優の小栗旬さん、岡田将生さんを主演に映画公開も予定されている。今回のコラボは、同作品の編集担当が脱出ゲームのファンだったことがきっかけで、アニメ化・映画化のタイミングに合わせ、札幌を皮切りに全国ツアーを企画したという。

 イベントのキャッチコピーは「酸素、残り1時間」。参加者は月面基地で働くスタッフの一員となり、突如原因不明の事故により深刻なダメージを受けた月面基地からの脱出を図る。なぜ突然事故が起こったのか?脱出の道はあるのか?謎は深まるまま、残り時間は刻々と減っていく。参加者は隠された暗号やアイテムを探し、謎を解かなければ脱出できない。

 「宇宙兄弟を知らない方でも楽しめる内容に仕上がっているが、ストーリーを知っている方がより楽しめると思うので、ぜひ作品をご覧になってからお越しいただければ」と同イベント担当の蓮沼さん。「札幌を皮切りに仙台・福岡・東京・名古屋・大阪を回るので、参加後のネタバレは厳禁(笑)。参加してみないと、その醍醐味(だいごみ)が分からないなので、まずは参加していただければ」とも。

 開催時間は、4月13日=19時30分~、14日=13時30分~・16時30分~・19時30分~、15日=13時30分~・16時30分~・19時30分~。入場料は、オールスタンディングで前売り=2,800円、当日=3,300円(前売り券が完売した場合は販売なし)。チケットはイープラス、チケットぴあ、ローソンチケットで販売中。

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