札幌・資生館小学校近くに昨年12月5日、鉄板焼き店「みつい」(札幌市中央区南3西7、TEL 011-281-9321)がオープンした。
店舗面積は約15坪で、席数はカウンター9席、テーブル16席の計25席。店内はウッド調の「木の色」を生かし「落ち着いた」雰囲気に仕上げた。シェフの白木さんが「鉄板焼きというと高級なイメージがありなかなか行きづらい。自分が行きやすい店を作りたい」という思いからオープンにこぎ着けた。「気軽でリーズナブルな鉄板焼き店」をコンセプトに据える。「ステーキ、海鮮の焼き物など鉄板焼き店の定番的な料理からお好み焼き、焼きそばなどの家庭的な料理など気取らず楽しくできるアットホームな店にしたかった」
「人気」メニューは、「富良野和牛ステーキ」(1,500円)、「生ラムステーキ」(900円)、「カキの醗酵バター焼き」(800円)などのほか、パティシエ出身のシェフが作った「パンナコッタ フランボワーズソース」「コーヒーブランマンジェ」(以上400円)、「フォンダンショコラ アイス添え」(500円)など。「富良野和牛はランプ(もも肉)で、サーロインに比べ脂身が少なく赤身が多い。サシの入り具合が程よく肉と脂のうま味を味わえる」
主なメニューは、「知床ポークハーブ焼き」「和牛ハンバーグステーキ」(以上900円)、「生ラムハンバーグステーキ」「旬の焼き野菜」、北海道・江別産の小麦粉「はるゆたか」を使った「知床ポークの豚玉」「イカ玉」(以上800円)、「北海道産 塩ホルモン」「なっとうオムレツ」(以上600円)など。
ドリンクはビール、ワイン、焼酎など。白木さんの「おすすめ」は日本酒(600円~)で純米酒約10種を用意。「酸味の利いた味が鉄板料理によく合う」
主な客層は30~50代の男女で、近隣のビジネスマンなどが仕事帰りに立ち寄ることが多いという。白木さんは「リーズナブルな価格で安心して楽しめる店として、鉄板焼きというジャンルの間口を広げたい」と話す。
営業時間は17時~翌1時。日曜定休。