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札幌に沖縄のご当地ヒーロー「琉神マブヤー」-映画公開で舞台あいさつ

左から「龍神ガナシー」、「琉神マブヤー」、山田親太朗さん

左から「龍神ガナシー」、「琉神マブヤー」、山田親太朗さん

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 映画「琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ」の舞台あいさつが12月13日、STVホール(札幌市中央区北1西8)で開催され、主演の山田親太朗さん、同作キャラクターの「琉神マブヤー」「龍神ガナシー」が登壇した。

エイサーを踊る琉神マブヤー、山田親太朗さん、龍神ガナシー

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 琉神マブヤーは沖縄発祥のローカルヒーローで、沖縄では理想郷を意味する「ニライカナイ」からやって来たマブヤーが「敵をやっつける」のではなく「許す」というキャラクター性が人気を集めている。

 映画では、「ウチナンチュ(沖縄人)」の持つ「勉」「健」「食」「勇」「忠」「忍」「情」の7つの「マブイ(魂)」を狙う「悪」の軍団「マジムン」との戦いを描く。

 当日、舞台あいさつが始まると観客席後方からマブヤーと「水龍の力」を持つ「龍神ガナシー」が登場。主演の山田さんが登壇すると女性客から「黄色い声援」が上がるなど会場が盛り上がった。

 作品に関して、「『許す』というテーマは自分の性格的にもぴったりのキャラクター」と山田さん。「映画の撮影を通して沖縄出身の共演者の方ととても仲良くなり、撮影はずっと楽しい雰囲気で心地良かった」とも。それぞれが最も大切にしている「マブイ」については、マブヤーは「食」、ガナシーは「勇」、山田さんは「情」を選んだ。「情」を選んだ理由について、「友達がいなくなったらさみしいさー」と観客の笑いを誘った。

 舞台あいさつ中、「沖縄文化の紹介」を兼ねた「札幌エイサー隊」による演奏を行い、途中から山田さん、マブヤー、ガナシーが演奏に合わせて踊るなどのパフォーマンスに会場から歓声が上がった。

 山田さんは「大人から子どもまで楽しめる作品。『何か面白かった』『ちょっと面白かった』と、ほんのり思ってもらえれば」と紹介する。

 同作品は来年1月7日から全国ロードショー。

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