札幌・市電通り沿いのサブカルチャー誌専門古書店「tronika(トロニカ)」(札幌市中央区南1条西13、TEL 011-596-0909)が12月15日~18日、開店1周年を記念して「SPECE1-15 シャトールレェーヴ307号室」(南1条西15)で「トロニカのリトルプレス展」を開催する。
「リトルプレス」は、出版社ではなく個人やショップ、カフェなどが自らの手で制作・発行する小冊子。大手の流通ルートを通さず、雑貨店やカフェなど小さい店を中心に販売する。京都や大阪などでイベントも開催され、全国的に小さなブームになっているという。同店が全国から集めた「おすすめ」のリトルプレス約50種類を展示・販売する予定。
期間中、「古本とビール アダノンキ」の石山府子さんと、リトルプレス「Brown Book」を発行している「Brown Books Cafe」の星川洋子さん、「旅粒」の山本曜子さんを迎え、同店店主の広川さんらがトークセッションを開催。リトルプレス、ZINE(ジン)などに引かれる理由や魅力、制作の苦労などについて話し合う。
「札幌では初めて行われるリトルプレスのイベントなので、ぜひたくさんの方に足を運んでいただければ」と広川さん。
開催時間は12時~19時。入場無料。トークセッション=17日15時~16時。参加無料。期間中に会場で配布するフリーペーパー、ZINEを募集をしている。問い合わせは「トロニカ」(TEL 011-596-0909)まで。締め切りは13日。