「パンのおいしい食べ方」の提案としてボジョレ・ヌーボー解禁イベントが11月15日、ドンク福住店(札幌市豊平区福住2)のカフェで行われた。
同イベントは、ボジョレ・ヌーボーの解禁日に合わせ、ワイン、チーズ、パンの「おいしい食べ方」を提案するもの。日本ソムリエ協会認定のワインアドバイザーでチーズプロフェッショナルの資格を持ち、「パンのある食卓」をテーマに家庭での食の楽しみを全国で紹介している宗平唯さんが講師を務めた。ワインを中心とした話を聞きながら、参加者たちは今年初めてのボジョレ・ヌーボーと料理を楽しんだ。
当日は、昼と夜の部の2回実施。各部定員18人のところ、夜の部には定員を大幅に超える申し込みがあり、29人が参加した。開始前に、パンとチーズを中心とした家庭でのパーティー用レシピなどを紹介した小冊子と、ワインの香りや味などを書き込むためのテイスティングノートが配布された。
イベントは、宗平さんがワインアドバイザー、チーズプロフェッショナルの資格を取ったエピソードから始まり、テイスティングの仕方やボジョレ・ヌーボーの産地や特徴、流行の経緯についてなどを話した。ワインは、「ドメーヌ・ペール」の赤を提供。「チーズにこだわった」という料理は、ライ麦パンのタルティーヌやベビーリーフのサラダなど、7種類のチーズを使用。「家庭でも作れる簡単な料理」としてプレートのほか、店内に設けた本格窯で焼いたピザが提供された。
宗平さんは「オーガニックワインはフレッシュで香りがよく、頭が痛くならない。たくさん飲んで」と話し、参加者らにワインをすすめる姿も。常連客という女性の2人組は「ワインもとてもおいしく、パンやチーズと合わせたらおいしいというのが実際によくわかった」「赤ワインが苦手だが、飲みやすくておいしい。参加してよかった」と話していた。