札幌市役所本庁舎周辺で10月1日、「ほっかいもっかい」杯スポーツGOMI拾い大会が開催される。

競技中の様子

　スポーツGOMI拾いは「スポーツの力で世界中をきれいにしたい」という思いで2008年に誕生。企業や団体が取り組む従来型のゴミ拾いに「スポーツ」を加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変更させた日本発祥の全く新しいスポーツ。

　全国で50回以上開催され、環境への貢献度から「スポーツ史上、最も環境に優しいスポーツ」と呼ばれる。道内では初めての試み。

　「ゴミ拾いはスポーツだ」を合言葉に、参加者同士が楽しくスポーツ感覚で「ゴミ拾い競争」を行う。環境美化意識の向上と、イベントを通した世代間交流や、まちづくりにつながる地域全体の顔が見える関係づくりを目的としている。

　1チーム5人以下で性別・年齢制限なし。競技時間60分間で定められたエリア内で拾ったゴミの種類と量をポイントで競う。1チームごとに審判1人が同行する。

　今後は毎年恒例行事として行い、札幌を機に北海道各地でも行う予定。「家族、友達、同僚など、老若男女問わず仲間同士で気軽に参加してほしい」と担当者の小西さん。

　開催時間は9時～13時30分。参加無料。申し込み締め切りは9月26日。