札幌・北34条近くに6月26日、ラーメン店「麓郷舎(ろくごうしゃ)流 らーめんや五郎」(札幌市北区北33条西9、TEL 011-717-5656)がオープンした。
清田区の二郎系ラーメン店「麓郷舎の新ブランド」としてオープンした同店。店名は、「二郎系とは一味違った味を開拓した」という思いと、今年30周年を迎える「北の国から」から名付けた。店主の高橋さんは「地元からの応援を受け、新店舗を立ち上げることができた。北海道に元気を与えたい」と意気込みを語る。
店舗面積は9坪。席数はカウンター席、テーブル席を含め計7席。「太麺を扱う当店では麺をゆでるのに時間がかかるので、大きい店舗だとお客さまを待たせてしまう可能性がある。可能な限りお客さまを待たせないよう、あえて小規模の店舗にした」と高橋さん。
麺は道産小麦にこだわり、「太麺だが、軽くて喉ごしが良いように」仕上げた。量は、小=125グラム(650円)、中=250グラム(700円)、大=375グラム(750円)から選ぶことができる。トッピングは「名物」の「ネギ森と肉の塊」(400円)。ネギ森は山盛りに持ったネギを、肉の塊は400グラムのモモ肉を丸ごと使う。そのほか、モヤシやキャベツなどの野菜、油、ニンニク、ショウガ、カラメ(味濃く)は無料で増すことができる。「おすすめ」は全てのトッピングを付けた「全増し」。
スープはしょうゆベースのみという同店。「麓郷舎のものよりも、さらにしょうゆにこだわりスープを開発した。野菜のうま味が出てまろやかになっているはず。麺の量も選べるので、女性にも食べやすくなっている」と高橋さん。
「北海道に太麺の文化を浸透させたい。当店のテーマは『本気魂』。当店のラーメンを食べて元気になってもらい、北海道そのものが元気になるきっかけになれば」とも。
営業時間は11時30分~22時。材料が無くなり次第終了。