劇団四季が現在、「ライオンキング」札幌公演に出演する子役を募集している。札幌公演に出演するためのオーディションは今回で2回目。
第1回オーディションを通過し出演した子役 ©Disney 撮影者:荒井健
同作品は、「サークル・オブ・ライフ(生命の連環)」をテーマに、生命の営みや親子の絆を描いた作品。アフリカ大陸・サバンナを舞台に、「プライドランド」の王、父ライオンのムファサ、息子のシンバなどが平和に暮らす中、王座を狙う叔父のスカーの手によってムファサが死に追いやられ、息子のシンバは傷心のまま王国を去る。見知らぬ土地で成長したシンバはスカーが王になった後の王国の荒廃を知り対決を決意するというストーリー。これまでに世界14カ国で7,000回を超えるロングランを記録する。
オーディションでは、主人公「シンバ」とヒロイン「ナラ」の幼少時代「ヤングシンバ」「ヤングナラ」役を募集。対象となるのは9歳~12歳の児童。1次予選は書類審査、本選は歌やダンス、せりふ、面接などで審査する。前回は約200通の応募の中から、「ヤングシンバ」役5人、「ヤングナラ」役4人の合計9人がオーディションを通過し、札幌公演に出演した。
広報担当者は「前回のオーディション会場ではのびのびとした雰囲気で表現力豊かな子どもたちが集まった。未経験の子がオーディションに合格し堂々と役を演じている。経験が無いなどの理由でちゅうちょせず、幅広く挑戦してもらいたい」と応募を呼び掛ける。
合格者は年内の出演を予定。応募締め切りは6月11日。