札幌・西28丁目に「すし処 静(しずか)」(札幌市中央区北3条西28、TEL 011-215-8558)がオープンし3カ月がたった。
札幌市内を中心に店舗を展開する「すし善」で18歳のころから10年間修行した店主の静庸介さん。その後、すし善を離れ1年間修行し、「自分の店を持ちたい思い独立した」という。店舗面積は約15坪で、席数はカウンター8席、座敷16席の計24席。
店内は木目を基調に明るく和風の雰囲気に仕上げた。「地元のお客さまが飽きないようにネタは北海道もの以外に全国からさまざま取り寄せる」と静さん。常時約30種のネタを用意する。しょうゆは、広島産のカツオの風味を利かせたものを用意する。
主なメニューは、わん物がついた握りのセットメニュー「庸」(10貫、2,500円)や「翔」(12貫、3,500円)、「仕事帰りのサラリーマンなどに人気」だという「晩酌セット」(小鉢・刺し身・ドリンク2杯、2,000円)など。握りは1貫200円から。そのほか、ランチメニュー「海鮮ちらし」(850円)、「蘭」(わん物・デザート付き、9貫、1,000円)、「蓮」(同、10貫、1,600円)なども用意する。
ドリンクは、日本酒や焼酎をメーンに静さん「おすすめ」のものや、すしに合う酒をそろえたという。
「近隣の地元客と40~70代のお客さまがメーンの客層で、昔なじみのお客さまもよく利用してくれる」と静さん。「今後は、店とともに成長してもらえる若い利用客も増えてほしい。私自身まだ経験は若いが、若い世代だからこそできる店作りもあるはず。価格やスタイルなど柔軟に対応し気軽に足を運んでもらえる店作りを目指す」とも。
営業時間は、ランチ=12時~15時、夜の部=17時~22時。お通し代400円。