札幌・狸小路のHUGイート内に12月11日、豚丼と豚料理店「よろずや」(札幌市中央区南2条西5、TEL 011-281-3900)がオープンし、3カ月がたった。
店舗面積は約10坪。カウンター6席とHUG共有スペース34席。「北海道豚肉料理専門店 よろずや」(南6条西3)で提供する豚肉料理が利用客から「好評」で、「豚をメーンにした料理」を考え、姉妹店「豚丼の店」としてオープンした同店。使う豚は道南の森町の牧場で飼育される「太陽豚」。無菌に近い状態で飼育された「SPF豚」で、健康で安全な品種。同種は善玉菌が多く、臭みの原因となる脂肪酸の吸収が少ないので、加熱しても臭みが無く柔らかい食感が特徴。
豚丼に使用する部位はロースと肩ロース。「適度にのった脂身はクセが無く、さっぱりして飽きのこない肉質」と話す店主の小暮さん。「炭火で焼くことでうま味を残した肉が焼ける。炭の香りも楽しんでもらいたい」とも。豚丼のたれはしょう油やみそで味付けたオリジナル。
主なメニューは「豚丼」(並=750円、大盛り=850円、特盛り=1,150円、ハーフ=500円)、「豚皿」(650円)やテークアウト用の「豚丼弁当」(並=810円、大盛り=910円、特盛り=1,210円)など。そのほか夜の居酒屋メニューとして「肉厚SPF豚串」(204円)、「SPF豚つくね」(240円)、「カルビステーキ」(600円)も。
「客層は地元の人から観光客までさまざま。20~40代の男女が多い」と小暮さん。「豚丼はもちろん夜は居酒屋としても営業するので、さまざまな豚肉料理を楽しんでもらいたい」とも。
営業時間は11時~22時(15時~17時は中休み)。