札幌・パセオ(札幌市中央区北6条西2~4、TEL 011-213-5645)で9月21日、映画「君に届け」の公開に関連し、多部未華子さんと三浦春馬さんのトークを交えた「届け!想い」入魂式が行われた。
原作・椎名軽穂さんによる人気少女コミックを実写化した同作品。高校生活を舞台に、暗い雰囲気で周りのクラスメートに怖がられている主人公・黒沼爽子が、自分とは正反対のクラスメート・風早翔太に「特別な思い」を抱き、ひかれ合っていくというストーリー。
同イベントは、今月17日から同施設内に設置した「恋がかなうかもしれないというジンクスがある教室」や、会場に寄せられた恋人や友人などへ届けたいメッセージをつづった手紙、出演者のメッセージや劇中映像を放映するテレビ、劇中カットや原作イラストなどを展示する「パセオLOVEパワースポット」で開催。
劇中のテーマソングとともに多部未華子さんと三浦春馬さんが入場し、会場内に歓声が沸き上がった。イベントの内容は、全国で1万7,000通を越える手紙の中で、北海道から寄せられた手紙を2人が読み上げ、メッセージを書いた人の思いや自分たちの抱いている思いなどを語った。そのほか2人の手形をかたどり「パワーを入魂した」ハンドスタンプの贈呈なども行った。
作品に関して、「愛情が込められた素晴らしい作品になった。たくさんの人へ届いてほしい」と多部さん。三浦さんは「小中学校の人はこれから経験するであろう恋愛や友情、大人になった人はそれらの経験を振り返ることができると思うので、いろんな世代の人に見てほしい」と、それぞれ作品への思いを語った。
同作品は今月25日より公開。同会場での展示は10月3日まで。