関西マルチメディアサービス(大阪市北区)が運営するケーブルテレビのインターネット接続サービス「ZAQ(ザック)」のキャラクター「ざっくぅ」が8月18日、札幌・大通公園で行われている「さっぽろ夏まつり」に登場した。
テレビCMをはじめ各種イベントなどに登場し、関西圏では高い認知度を得ている「ざっくぅ」。誕生日は2003年3月9日(ザックの日)で、種類は「もののけ」。「ユーザーがブロードバンドを楽しむためなら何でもするが、そのほかのことは知らん顔で勝手に遊んでいる。いつもそばにいて見守っている人なつっこいキャラクター」(同社担当者)だという。
今回の企画は、地元の地域活性を応援することを目的に「ざっくぅ」が日本各地の街を訪問する活動の第1弾。訪問先を札幌にしたきっかけは、ベガース・ウィンドル(札幌市白石区)が手がける北海道のゆるキャラ「コアックマ」と「アックマ」からの招待状。さっぽろ夏まつりへの参加をはじめ、市民との交流を通じて札幌の情報を関西で紹介するという。
当日は、本来「ざっくぅ」を出迎えるはずだった「コアックマ」がハプニングに見舞われ、アックマのみが「ざっくぅ」を出迎える事態に。「LOVE & PEACE」をモットーとするコアックマとは真逆の性格のアックマが「ざっくぅ」にいたずらする一幕も。
「初めは招待してくれたコアックマが不在で動揺したが、最終的に『ざっくぅ』とアックマは仲良くなって一緒に楽しんでいた」と同担当者。「札幌の魅力を関西で紹介し、逆に関西の魅力を札幌の方に紹介することで地域間交流の活性につながれば。札幌の方が関西に訪問したときには、ぜひ『ざっくぅ』を応援してほしい」とも。
ざっくぅは今月19日に関西へ帰還し、今後は札幌以外の場所にも訪問していく予定。