札幌出身若手サクソホン奏者の寺久保エレナさんが7月3日、イオン発寒店(札幌市西区発寒8条12、TEL 011-669-5515)ショッピングモール1階のすずらん広場で開かれる「サッポロシティジャズ at イオン」に出演する。
「サッポロシティジャズ2010」に関連して4月から開催されている同イベントは今回で3回目。会場には約70~80席を設け、春はサクラ、夏は新緑の木を植えるなど、季節ごとに会場の雰囲気を変える工夫を凝らす。
寺久保さんは現在高校3年生の18歳。9歳からサクソホンを始め、10歳~15歳のときに札幌ジュニアジャズオーケストラに参加。そこでハービー・ハンコック、タイガー大越、日野皓正、本田雅人など国内外の一流ジャズマンの指導を受ける。
ボストン・バークリー音楽大学の「バークリー・アワード」を最年少の13歳で受賞。2007年・2008年、同大学院のサマープログラムへ奨学生として短期留学、2009年「Berklee Summer Jazz Workshop」に日本人で初めて選抜されるなど、海外での評価も高まっている。
当日は、寺久保さんのサクソホンにピアノ、ベース、ドラムを加えた4人編成で演奏。30~40分の演奏を2部構成で行う。演奏曲は未定で、各部4曲ずつを予定する。
上演は、1部=13時~、2部=15時~。観覧無料。