今年で3回目となる「水木しげる版画展~ゲゲゲの鬼太郎と妖怪たち~」が6月16日から、札幌丸井今井・一条館8階美術ギャラリー(札幌市中央区南1条西2、TEL 011-205-1151)で開催される。
水木さんは1922(大正11)年生まれ。兵隊として戦争を経験、左腕を失った。戦後は紙芝居作家、貸本作家を経て1962(昭和37)年、「ガロ」で漫画家としてデビュー。「悪魔くん」のヒット作の後、1965(昭和40)年に「ゲゲゲの鬼太郎」の連載がスタート、テレビアニメ化もされた。今年3月からは妻・布枝さんの自伝が原作のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が放送されている。
版画は約30点を展示販売する。価格は3万円から。そのほか、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターグッズ(クリアファイル、貯金箱、フィギィア、文房具など)もそろえる。
同ギャラリーの川瀬郁子さんは「当展には毎年、リアルタイムで漫画・アニメを見ていた世代の方が来場されている。今年はドラマも放送されているので多くの方に興味を持っていただければ」と期待を寄せる。
開催時間は10時~20時(日曜は19時30分まで、最終日は17時まで)。入場無料。今月21日まで。