漫画家・九井諒子さんの作品世界を紹介する「九井諒子展＆『ダンジョン飯』迷宮探索展」が12月3日、大丸札幌店（札幌市中央区北5西4）7階ホールで始まる。

　テレビアニメ「ダンジョン飯」の放送開始を記念した初の展覧会と、九井さんにとって初の作品展を同時開催する企画。札幌会場が巡回の一区切りとなる。

　九井諒子展では、代表作「ダンジョン飯」を中心に、「竜の学校は山の上 九井諒子作品集」「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子」「ひきだしにテラリウム」の複製原画や原稿、ラフイラストパネルなど150点以上を展示。各作品へのコメントやロングインタビュー、作画動画や未公開のアナログ原稿も紹介する。

　「ダンジョン飯」迷宮探索展では、アニメの世界観を再現したフォトスポットや立体展示を展開。カエルスーツの顔出しパネルや等身大規模のレッドドラゴン、食品サンプルの一部のほか、とり下ろしボイスなどを展示する。

　会場ではアクリルジオラマや缶バッジ、エコバッグ、グラス、ペーパーナイフ、ポスター、ステッカー、記念複製原稿、菓子などの関連グッズを販売。会期中は来場日によって絵柄が変わるポストカード（全8種）を入場特典として配布するほか、1会計2,500円以上の購入者にクリアカード（全8種）をランダムで進呈する。いずれも数量限定。

　入場時間は10時～18時（最終日は16時まで）。入場料は、一般・大学生＝1,800円、中高生＝1,200円、小学生＝600円、グッズ付き入場券＝4,300円。12月25日まで。