札幌・大通公園で現在、「北海道・札幌の食」をテーマとした「さっぽろオータムフェスト2009」が開催されている。
同イベントは、昨年に続き2回目。石狩川流域をはじめ北海道全域の農産物、秋の海産物を集め、生産者や料理人、醸造人などと触れ合える食の祭典。道内市町村や民間事業者が連携し、地域の特産物や料理をPRするとともに、北海道全体・地域間の活性化を目指す。昨年は72万4千人が来場した。
会場は大通公園4丁目~8丁目間で、4丁目会場「ウェルカムゲート」では会場案内、すすきのや円山のおすすめグルメ店の紹介を行うコンシェルジュ機能、ベロタクシー受け付けや日替わりで札幌市内人気シェフたちのこだわりの味を手ごろな価格で提供する「さっぽろシェフズキッチン」などを展開。近郊農家の採れたて農産物を中心に、週替わりで陶器、花なども展示・販売する。
5丁目会場「新・ご当地グルメ&ラーメン祭」では、全17日間を3つの会期に分け、各5種類の新・ご当地グルメやラーメンが入れ替わりで登場。第1期は「十勝おびひろ枝豆サラダ麺」と「羽幌えびタコ餃子」が、第2期は「天塩はシジミだけじゃないタコキムチ丼」と「松前マグロ三色丼」が、第3期は「初山別天然真ふぐ照り焼き丼」と「根室さんまロール寿司」が、それぞれ登場する。
6丁目会場「大通バザールアミーゴ!」では、全長10メートルのカウンターをもつ「さっぽろタパス」スタンディングBARが今年も登場。世界各国のワインと道産食材を使ったタパスを充実させた。全国で人気を集めているスープカレーコーナーでは、毎日2店舗が出店し秋の食材を使用した個性的な味わいを提供する。そのほか、「秋の収穫料理」「スイーツ」「秋のスープコーナー」なども用意。
7丁目会場「北海道のお酒と酒肴」では、おいしい酒や酒肴を中心とした「大人の空間」を演出。酒のおいしい飲み方を提案する「大通公園7丁目BAR」では、坂下美樹プロデュースによる同イベント・オリジナル酒肴メニューも提供。道産食材を使用した酒肴を提供する「HOKKAIDO 酒肴 MARCHE」では、1,000円で15店の酒肴MARCHEの中から3品を選べるセレクトチケットも発売している。
8丁目会場「札幌大通ふるさと市場」では、道内の100を越える市町村が、自慢の特産品をその場での調理販売や手間ひまかけた加工品などを提供。出展者を3期に入れ替えて開催することにより、さまざまな地域食ブランドが楽しめる。ほかにも、各地域の観光をPRする「わが町観光プレゼンテーションステージ」、9月28日・29日には札幌市内で営業する飲食店有志が企画した屋台村もが登場する。
開催時間は、4丁目~7丁目=10時~20時30分、8丁目=10時~18時。10月4日まで。