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札幌で「いっしょにね!文化祭」 手話通訳と音声ガイドでステージ発表紹介も

昨年のステージ発表の様子

昨年のステージ発表の様子

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 「第11回 いっしょにね!文化祭」が10月5日、北翔大学 札幌円山キャンパス(札幌市中央区南1西22)で開催される。

昨年のワークショップの様子

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 障害の有無にかかわらず、一緒に日頃の活動成果を発表し合う同イベント。11回目となる今回は、ステージ=15組、出展=18組が参加し、ダンス、歌、バンド演奏のステージ発表、絵画や工芸品展示などのプログラムを展開する。今年は、ブラインドサッカー体験やミニ手話教室などのブース設置も新たに行う。

 ステージ発表では、「札幌白石本郷和太鼓クラブ」による和太鼓演奏とダンス披露、「劇団こころや」による演劇、「iCareほっかいどうALSフレンズ&ほぼばおばぶ卒業生」によるフリーソフトの意思伝達装置「ハーティーラダー」を使った演奏などを行う。ステージ発表の様子は、手話通訳と音声ガイドでも紹介する。音声ガイドは今年新たに4人のボランティアが加わり、「誰もが楽しめる文化祭」を目指す。

 同実行委員会の田島美穂さんは「文化祭本番に向けての実行委員会でも出演者、出展者が顔を合わせ、準備段階から障害がある人と健常者が関わり合い、理解を深めながら当日を迎える。どうやったら誰もが楽しめる文化祭になるのか、工夫点やアイデアを出し合いながら、文化祭を作り上げている。お互いのことを知り、理解すること、その大切さを、文化祭を通じて感じてもらえたら」と話す。

 田島さんは「新たな出会いが生まれたり、さまざまな人とコミュニケーションを図ることができたりすると確信している。参加者、来場者、今まで接点のなかった人たちが、自然と混ざり合い、文化祭を通じてお互いを知り、理解を深め合えたら」と話す。

 開催時間は12時~16時。

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