クロスホテル札幌（札幌市中央区北2西2）1F前庭に2月5日～7日、氷のバーカウンター「X－ICE BAR（クロス－アイスバー）」が期間限定で登場した。

　コンセプトに「スタイリュシュスタイル」を掲げる同ホテルは、「音楽」「アート」「ファッション」の要素に注目する。今回の「クロス－アイスバー」は、昨年12月に同ホテルで行われた「レザービルボード」に続く「冬のアート」の第2弾で、世界初の氷のホテル「スウェーデン・ユッカスヤルビ村の『ICE HOTEL』」やニセコの「氷の芸術～Ice Experience」などを手がけた酒井浩慶さんがプロデュースする。

　1本135キログラム（1000×500×250ミリ）の氷20本を使って作られた氷のバーカウンターは、「普通のカウンターより大きめにして迫力をつけ、光とアートイルミネーションと連動できるような作り方をした」と同ホテル担当者。「完成時はもちろん、製作時に人の足が止まっているのが目立った」（同）とも。

　バーでは、ホットコーヒー（300円）、ベイリーズホットミルク（300円）、ホットワイン（400円）、ベルヴェデールウオツカ（400円）、スパークリングワイン（500円）などを提供する。「寒い中でも楽しんでいただけるようなホットコーナーになれれば」とバースタッフの武田友貴さん。「僕たちの温かいサービスで、体も暖かくなっていただければ」（同）とも。

　同ホテル担当者は「開催前日、氷のバーカウンターを作るのに5人で9時間近くかかった」と振り返りながら、「雪まつりは、大通公園からすすきの方面で盛り上がりを見せるが、大通公園から札幌駅にかけては盛りあがりに欠けるところがあるので、アクションを起こし、こちらの地域も盛り上がってくれれば」（同）と期待を寄せる。