ドラコン日本一決定戦-決勝大会は世界初となるドーム球場で開催

優勝した巽プロ(写真中央)、準優勝の南出プロ(写真左)、3位の辰巳プロ(写真右)

優勝した巽プロ(写真中央)、準優勝の南出プロ(写真左)、3位の辰巳プロ(写真右)

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「L-1 ドラコン日本一決定戦~いったい誰が日本一飛ばすんだ!?~」の決勝大会が11月24日、札幌ドーム(札幌市豊平区羊ヶ丘)で開催された。昨年第1回大会が開催され、今大会は2回目。ドーム球場でのドラコン大会は世界初。

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 同大会は、全国6カ所で予選ブロック大会が行われ、各地での最終順位上位4人が決勝大会へ出場することができる。出場者は、プロゴルファー・アマチュアゴルファーの関係なく、満年齢15歳以上の男女であれば出場できる。競技方法は、競技時間3分内に、打球数6球のドライバーショットを放ち、決められたエリア内に落ちた有効ボールの最長飛距離によって競い合う。

 決勝大会では、予選を勝ち抜いた24人、昨年大会上位選手5人、主催者・スポンサーによる推薦選手11人、開催地出身者の主催者推薦選手1人、他の計52人で競われた。出場選手の中には、関東予選で431ヤードの日本新記録を記録した岡部健一郎プロや元日本ハムファイターズの田中幸雄さんなども出場した。

 最終決戦のファイナル決勝には10人が進出し、氷点下0.2度という厳しい寒さの中、368.8ヤードを飛ばした巽秀樹プロが初優勝を飾った。和歌山出身の巽プロは、9月の北海道予選を1位で勝ち上がり、準決勝では今大会の最高記録の412ヤードの記録も出した。巽プロは「日本一ということには格別な思いがあったので感謝している。自分は負けるわけはないと信じていた」と喜びを語った。優勝賞金として1ヤード×1万円の368万円を獲得し、「お世話になった方々と食事に行きたい」(同)とも。

 同大会の公式入場数は600人を超え、主催する同実行委員会も次回大会開催への意欲もみせている。「L-1 ドラコン世界一決定戦」は2009年(場所は未定)開催予定。

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