
東京・渋谷のファッションビル「SHIBUYA 109」を運営する東急モールズデベロップメント(東京都渋谷区)は10月4日、メンズブランドの集積フロア「109MEN’S」を4丁目プラザ(札幌市中央区南1西4)5階にオープンする。
「109MEN'S」は、「109-2」の3フロアで展開しているメンズフロアの総称で、10~20代の若い男性をターゲットに渋谷系メンズブランドとして確立されている。町田や福岡、静岡など全国主要都市で展開し、北海道初進出となる札幌への出店は全国で6カ所目。年間売り上げ6億円を目指す。
出店店舗は、渋谷系メンズブランドを主体とするメンズウエア、服飾雑貨の11店舗。道内初出店の「ヴァンキッシュ ザ コーナー」「ジャックローズ」「シルバーバレット バイ フーガ」「ラガス」「トランスフォーム」「グラッド ニュース」「サブグリード」「ディアブロ」「ジャグラ ガイ」のほか、「メイヘム」「カラット セレクト ルーム」。フロア面積は192.9坪で、1店舗当たりの面積は7坪~41坪。内装は、「109MEN'S」のテーマである「セクシー、クール、ワイルド」をダークカラーや鉄・真ちゅうなどの素材で演出する。
レディスファッションを中心とする4丁目プラザには現在、9月にオープンした「ザ・スーツカンパニー」のほかにメンズファッションブランドの取り扱いはなく、メンズフロアの開設は開業以来初めて。同館は、地下1階と3階に渋谷系レディスブランドを先行して導入。今回手薄だったメンズフロアの導入で渋谷系ブランドのレディス・メンズがそろうため、今後はカップルの来館・購買を見込み、館全体の集客力アップを図る。