札幌グランドホテル(札幌市中央区北1西4)は8月8日より、小学3年生~6年生を対象に「夏休み自由研究プログラム ホテルeco体験ツアー」を開催する。
同ホテルは、1999年より道内ホテル業界に先駆けてフードリサイクルシステムをスタートさせ、生ゴミを処理機で乾燥し、石狩の施設を通して農家で肥料として利用。そこで生産された低農薬米をホテル内レストランに循環するなど、さまざまな環境対策に取り組んでいる。これまでは、小・中学校や環境団体など個別の施設見学などには対応していたが、子どもたちの夏休みの思い出作りとともに、同ホテルの環境に対する取り組みを紹介するため初めて企画した。
当日は、ホテルが取り組んでいるエコの概要やゴミ分別、エコ料理の説明のほか、生ゴミ処理機の見学を行う。レタスの葉の青い部分を使用した冷製スープやパイナップルの芯のコンポート、スイカの皮のピクルスなど、通常廃棄される食材の部位を活用したエコ料理やリサイクル肥料で育てた低農薬米の試食も。
受講後は、館内レストラン「ノード43°」のディナーバイキングで残さず食べながら食の大切さを学び、「受講証明書」を授与。家庭実習用に低農薬米を進呈する。
同ホテル広報担当者は「体験ツアーを通して、当ホテルのエコへの取り組みを楽しく学びながら環境問題に気付くきっかけ作りを提供できれば」と話している。
参加費は、ディナーバイキング込みで2,500円。8月12日まで1日1回開催し、定員は各回15人。応募は同ホテル食堂予約係(TEL 011-261-3376)で受け付ける。
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