日本ミシュランタイヤ(東京都新宿区)がホテルオークラ(札幌市中央区南1西5)で11月17日、「ミシュラン北海道 2017特別版」の第2弾を来年初夏に発行することを発表した。
前回発行した「ミシュランガイド北海道2012特別版」は日本で初めての特別版で、その後、広島、福岡・佐賀、横浜・川崎・湘南、兵庫、富山・石川、奈良と毎年掲載エリアを拡大してきた。現在14エリアをカバーしている。
第2弾となる北海道特別版のページ数および発行日、発行部数は来年年明けの発表となる。2012年版とは内容を一新するため、現在、8人の匿名調査員が北海道内を調査中で、調査結果が固まり次第、詳細が決まる予定。
ミシュランフランス本社 上席副社長、ミシュランパートナー アジア・パシフィック総責任者のベルナール・デルマスさんは「北海道はミシュランと深い関わりがあり、士別市のテストコースではタイヤの性能実験も行っている。北海道の雄大な自然に育まれた魚介類、畜産物、農作物、すべてにおいて最高級の食材を誇る。年間を通じて国内外の観光客を魅了している。読者のみなさんに新たな食の魅力を発信し、次に訪れたい場所を提供するお手伝いができたらうれしい」と話す。
北海道2012特別版は完売しているが、現在も内容更新しているという。初版発行時の掲載店は699店舗だったが、現時点では622店舗となり、三つ星店は4店舗から2店舗になっている。最新情報は会員制公式ウェブサイト「クラブミシュラン」(有料)で閲覧できる。