札幌パルコ（札幌市中央区南1西3、TEL 011-214-2111）1階で11月23日、クリスマスフラッシュ モブが行われた。

パフォーマンスには子どもたちのダンサーも参加

　18時ごろ、パルコ正面入り口に向かって歩いていた赤い帽子をかぶった男性と黒い革ジャンを着た女性が、1階正面スペースで踊り出してフラッシュモブがスタート。ファレル・ウィリアムズのヒット曲「ハッピー」をBGMにダンスを披露する2人がフロア中央部を振り返ると、踊り出す通行人がさらに2人増え、さらに隣接する通路で子どもたちも踊り始めた。踊りながらサンタクロースの帽子をかぶるなどして同館のクリスマス演出を約3分にわたって盛り上げ、曲が終わるとダンサーらは客に紛れて消えていった。

　今月17日から同店でスタートしたクリスマス演出を盛り上げるためのサプライズイベントとして実施。一般客に詳しい内容は知らされず、15時ごろと18時ごろに「何かが起こる」とだけ告知されていた。

　茨城県水戸から札幌に帰省し、たまたま同店を訪れたという中野さんは姉妹でフラッシュモブに遭遇。「入り口玄関を入ったら突然ダンスが始まって驚いたけれど面白かった。タイミングが合って良かった」と笑顔で話した。

　フラッシュモブとは、不特定多数の人々が申し合わせて雑踏の中で通行人を装って公共の場で前触れなくパフォーマンスを行い、終わると解散する行為をいう。