セブン&アイ・ホールディングス傘下のロビンソン百貨店(本社=埼玉県春日部市)は5月2日、札幌店(札幌市中央区南4西4)を来年1月18日で閉店すると発表した。
1974年、同店の前身「札幌松坂屋」が開業。1979年にイトーヨーカ堂が札幌松坂屋と業務提携し「ヨークマツザカヤ」となり、1994年3月にロビンソン百貨店としてオープンした。売上高は、1997年2月期の198億円をピークに下降が続き、2002年4月に売り場の大幅な改装や営業時間を見直すなど対策を図ったが、開店以来の赤字は解消できなかった。
閉店の理由について同社広報担当者は「顧客のニーズに対応できなかった」と話している。3階~8階の専門店外「ラフィラ」は、営業主体が異なるため同店閉店後も営業を続ける。