札幌の自主上映団体「Sapporo Cinema Project 映画の空気」は4月12日、札幌共済ホール(札幌市中央区北4西1)で俳優の岸部一徳さんを招き、岸部さんの出演作品上映会とトークショーを行う「岸部一徳さっぽろ映画祭」を開催する。
同映画祭は、1人の俳優の出演作品を特集上映し、本人を招いてトークショーを行うなど、1人の俳優に特化した全国でも数少ない企画上映会。札幌で映画の良さを伝えるため、学生や社会人で構成する同団体が2006年よりスタート。これまで、寺島進さん(2006年)、大森南朋さん(2007年)を招き、道内外から計670人を動員した。
3回目となる今回は、多くの日本映画やテレビドラマなどに出演し、さまざま役柄を演じてきた岸部一徳さんを招き、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した「死の棘」(1990年)のほか、「いつか読書する日」(2004年)、「ラブドガン」(2004年)の3作品を上映する。
当日は、岸部さんへの質疑応答を中心としたトークイベントや、プレゼント付きの「岸部さんクイズ」など、観客参加型イベントも予定している。
同団体担当者は「このイベントではきっと、岸部さんの魅力により一層引かれ、たくさんの映画に触れたくなるはず。ただ映画を上映するだけでなく、『今日この場に来て良かったな』と思ってもらえれば」と話している。
12時開場、12時45分開演。入場料は、前売り=2,800円、当日=3,400円。チケットは、4プラプレイガイド、大丸プレイガイドなどで発売中。
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