札幌駅・JRタワー東口コンコース(札幌市中央区北5西2)で9月30日、「スターバックス コーヒー ジャパン」(東京都品川区)の新商品「スターバックス オリガミ」を配布するサンプリングイベントが開催される。
同商品はパーソナルドリップ(一杯簡易抽出型)のコーヒー。日本で親しまれるドリップタイプのコーヒーを目にした米スターバックスのスタッフが開発に着手した。ドリップタイプ特有のデザイン、一杯ずつ包む方法に「折り紙」をイメージ。開発チームは同社のブランド理念「One person, one cup, one neighborhood at a time(1人のお客さま、1杯のコーヒー、そして1つのコミュニティーから)」と日本の「おもてなし精神」を重ね、「贈る相手を思いやる気持ちに敬意を表して」と、日本語の「オリガミ」を商品名に据え、日本限定で10月1日(コーヒーの日)に発売する。国外での販売は未定。
内包する豆は同社で提供するアラビカ種のコーヒー豆。ラインアップは「スターバックス ライトノート ブレンド」「パイクプレイス ロースト」「カフェ ベロナ」(以上700円、6袋入り)の3種。焙煎(ばいせん)の度合いや風味、コク、深みなどの違いがある。3種を組み合わせた「アソートセット」(各1袋入り、400円)も用意する。当日は1袋ずつ配布する予定。
入れ方について同社のスペシャリスト「ブラックエプロン」の小山奈穂さんは「お湯の温度は90~96度。まずは数滴落ちる程度をゆっくりと入れて2、30秒ほど時間を置いて蒸らす。その後にアイスコーヒーを飲むストローよりも少し細い程度のお湯を入れる。香りや味に違いが出てくるので試してみてほしい」とアドバイス。「全体に満遍なくしようと回しながらお湯を入れるイメージを持っている方も多いが、フィルターにお湯が触れてしまうのが一番の失敗。ゆっくり丁寧に」とも。
開催時間は8時30分~13時(無くなり次第終了)。