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札幌にファストフードピッツァ店「ナポリス」-北海道初出店、ピッツァ350円から

25センチサイズの「マルゲリータ」(350円)

25センチサイズの「マルゲリータ」(350円)

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 札幌・JR琴似駅近くに6月28日、渋谷発の窯焼きピッツァのファストフード店「Napoli’s pizza & caffe(ナポリス・ピッツァ・アンド・カフェ)札幌琴似」(札幌市西区琴似1条1、TEL 011-215-8333)がオープンする。経営は遠藤商事(東京都渋谷区)。

辛味のあるサラミをのせた「ディアボラ」

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 飲食店経営やコンサル業を手掛ける同社が昨年4月に渋谷に初開業した同店。北海道初出店で、自由ヶ丘、福岡・天神店に次ぎ4店目。

 店舗面積は30坪で、席数は42席。同社の遠藤優介社長がイタリア中のピッツェリアや飲食店でノウハウを学び、その経験の中でナポリ地方の「ナポリピッツァ」の味にほれ込んだことが始まりだという。「イタリアではピッツァは日常的な食べ物だが、日本ではアメリカンなピザ、デリバリーや特別なときの食事というイメージも強く、価格も高い。ピッツァ文化の敷居を下げて、ライスやパンのように一人でも気軽に食べられる身近な主食になってほしい」とマネジャーの續大輔(つづくだいすけ)さん。

 同店では、生地を伸ばす「のし作業」から焼き上がるまで約60秒、トッピングを加えても約90秒で提供できることが特徴で、焼きたての商品を提供する。のしを行う機械、窯は同社特製のもので、経験のないスタッフでも調理できるようクオリティーコントロールを行い人件費を削減するなどしてファストフード業態を可能にしたという。生地はナポリピッツァならではの「もちもち」の食感に仕上げる。現地の味に近づけるよう小麦粉、チーズ、トマトなどの食材はイタリア産の食材を仕入れる。「味だけでなく、食の安全にこだわりを持つ方も多い。海外のどこか分からない産地から仕入れたものを提供するのではなく、安心して食べてもらえるピザを提供したい」(續さん)。

 メニューは、25センチサイズの「マルゲリータ」(350円)、釜揚げシラスとアサリを載せた「チチニエリ」(以上400円)、辛味のあるサラミを載せた「ディアボラ」(450円)、4種のチーズにメープルシロップを添えた「クアトロフォルマッジ」(500円)など11種に期間限定商品、ドリンクとサラダやポテトのセットメニュー(300円)、生ハム(500円)、ドルチェ各種(400円)などのサイドメニューを用意する。

 ドリンクは、ソフトドリンク(200円~)のほか、「ジョージアコーヒー」「アールグレイティー」(以上250円~)、「キャラメルラテ」(400円~)や、「ワイン(赤・白)」(250円)、「カールスバーグ」、カクテル各種(以上500円)、「モレッティ」「ハイネケン」「スパークリングワイン」(以上700円)などのアルコールも提供。ファストフードならではの気軽さで「一人飲み」を勧めるなどして他のファストフード店との差別化を図る。

 そのほか、ピッツァ12種食べ放題、フリット盛り合わせ、飲み放題などが付いた「ナポリスパーティー」プラン(2,500円~、120分)も用意する。4人以上からの利用に限り、事前予約が必要。

 来月には神奈川、千葉などにも出店予定で「海外出店も視野に入れたい」(續さん)と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~23時。

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