菓子、パンの製造・小売の「もりもと」(千歳市千代田)は4月26日、「さっぽろスイーツ2013 コンペディション・焼き菓子部門」グランプリ受賞作「さっぽろ大通公園大豆クッキー」の販売を始めた。
札幌の「スイーツ文化」の発展・消費拡大と食産業を通した経済活性を目指し、「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」が中心となって開く同コンペ。年に1度「さっぽろをイメージする洋菓子」をテーマに札幌市内・近郊のパティシエらが技を競う。2006年から始まり今年で8回目を迎える。
同商品は、初夏の大通公園の風景をイメージして作ったクッキーで、北海道産の小麦粉とバターをベースに大豆のピューレ、黒豆きな粉、抹茶などを加え、隠し味としてみそを練りこみ「サクサク食感」に仕上げ、表面にはホワイトチョコでコーティングしたアーモンド、側面には緑色のクッキーのそぼろを飾り大通公園の緑を表現したという。北海道は大豆の作付面積・収穫量がともに日本一で、今後の道産食材のPR、消費拡大にも期待される。開発を手掛けたパティシエ・今伸五(こんしんご)さんは2011年、同コンペ・生洋菓子部門で「さっぽろはちみつババロア」を出品した際にもグランプリを受賞。今回で2冠を達成した。
価格は525円(1箱5枚入り)。