タクシー会社「長栄交通」(札幌市北区新琴似2条13)は現在、夏フェス「JOIN ALIVE」のPRタクシーを運行している。
昨年のアニメフェス応援企画のため作って話題となった「痛タク」
同社は昨年6月、「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ2012」のイベントPRのため、「萌(も)えアニメ」のキャラクターなどを車にラッピングする「痛車」のタクシー版「痛タク」の運行を始めて話題となり、以降、ご当地萌えキャラ「リトルベリーズ」やアニメ「エヴァンゲリオン」のキャラクターなどさまざまなアニメとコラボ。人気ゲームソフト「バイオハザード」や歌手・藍井エイルさんの写真をラッピングする、車体をキャンパスに見立てた「アートタクシー」作りにも力を入れるなどラッピングの幅を広げている。これらの取り組みにより、話題性だけでなく売り上げや無線配送率向上にもつながっているという。
「JOIN ALIVE」は2010年から岩見沢市「いわみざわ公園」で開催される北海道最大級の夏フェス。タクシーは、グリーンをメーンに、赤、ピンク、白、青などでカラフルにあしらい、同フェスのロゴや日程、会場、ホームページURLをラッピングした。「北海道のイベントなので、今、北海道でしかできない盛り上げ方ができればと思った」と同社営業企画課長の竹内紀仁さん。
現在運行するタクシーは1台で、ゴールデンウィーク明けに同仕様のタクシーを運行予定。「藍井エイルさんの例もあるので、出演アーティストをラッピングしたタクシーも制作できれば面白い。盛り上げるためなら何でもしたい」と意気込みを見せる。