札幌エスタ(札幌市中央区北5西2)10階レストラン街に2月28日、韓国家庭料理店「吾照里(オジョリ)」(TEL 011-223-7160)がオープンする。経営は、イメージネットワーク(東京都渋谷区)。
首都圏を中心に全国で20店舗以上展開する同チェーン。道内には「三井アウトレットパーク札幌北広島」のフードコート内に出店。札幌での出店は今回が初で、同レストランフロアに韓国料理店が出店するのも今回が初。同店の最大の売りは料理のベースとなるトウガラシベースの調味料「タテギ」。料理によってさまざまなタテギを使い分ける。タテギは神奈川・厚木のセントラルキッチンで製造することで味のばらつきを防ぐという。「韓国では家庭ごとにさまざまなタテギがあり、日本でいうとおふくろの味のようなもの」と同店店長の加藤泰宏さん(48)。「料理の数だけタテギがあるので、その違いを楽しんでもらいたい」
店舗面積は50坪。席数は76席。店内は木を基調に明るく開放感のあるテーブル席をメーンにした内装に仕上げた。
料理は、肉料理、包み野菜、刺し身、サラダ、一品料理、スンドゥブ・チゲ、チヂミ、韓国麺、韓国鍋料理、ご飯ものなどのカテゴリーを用意。主なメニューは、「厚切りサムギョプサルセット」(1,380円)、「サンチュ」(480円)、「馬刺し」(750円)、「トッポッキ」(580円)、「スンドゥブ・チゲ」「韓国冷麺」(以上780円)、「チーズチヂミ」(700円)、「吾照里特製薬善鍋」(3,300円)、「石焼き桜ユッケビビンパ」(980円)など。
道内での店舗展開について加藤さんは「引き合いも多いが、まずはこの店舗で地盤を固め推移を見て判断したい」と話す。
営業時間は11時~22時。