札幌駅前通地下歩行空間で6月2日、野外フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO」のPRイベントが開催され、出演アーティスト・レキシの池田貴史(たかふみ)さんとSCOOBIE DOのボーカル・コヤマシュウさんがトークショーを行った。
即興ライブを披露するレキシの池田貴史さん(左)とSCOOBIE DOのボーカル・コヤマシュウさん
池田さんは、SUPER BUTTER DOG、100s(ひゃくしき)などさまざまなバンドで活躍するアーティスト。レキシでは、「歴史にまつわる」楽曲をテーマにスチャダラパーやクラムボンの原田郁子さん、椎名林檎さんなど多数のアーティストとフィーチャリングし人気を集めている。
SCOOBIE DOは、ファンク・ロック、ジャズ、ブラックミュージックなどあらゆるジャンルをルーツにした4人組バンド。楽曲とともに、ステージで繰り広げるライブパフォーマンスは高い評価を受け多くのリスナーから支持されている。
当日は、多くの来場者が駆けつけ満員となった会場に2人が登場し、大歓声が上がった。池田さんは「ケビン・コスナーです」と自己紹介するなど登場とともに会場の笑いを誘った。
今回の出演決定に関し2人は、「オネエ系」の「どんだけー!」のリズムで「よろこびー!」とコメント。その後「昨年のライジングサンの思い出」「ライジングサンの楽しみ方」などをテーマにトークを展開。
来月16日に発売するSCOOBIE DO、レキシと2人の「先輩」に当たる怒髪天(どはつてん)3組のコラボCD「恋のレキシカンロック/オンナ」に関してもPRし、フェスでの共演も示唆するなど、期待を寄せた来場客から大きな歓声と拍手が上がった。
イベント終盤には、会場に用意されたキーボードを池田さんが演奏し、コヤマさんとともにレキシの「キラキラ武士」、SCOOBIE DOの「夕焼けのメロディー」を即興で披露するサプライズに大きな盛り上がりを見せ会場を後にした。
池田さんは「前回は初出演にも関わらず出演時間も30分以上オーバーしてしまうなど楽しいことしか覚えていない。今回も最高に楽しみたい。誰よりも自分が楽しむ」、コヤマさんは「フェスは全国にあるが、一番楽しいのがライジング。音楽が一番楽しいフェスだと思う。いろんなジャンルのアーティストとの共演などはほかのフェスにはなかなかない。今回で7回目になるが、初出演のときから最高に興奮したライブの1つだった。僕らも自分が楽しめるライブにしたい」とそれぞれ出演への思いを語った。
開催は8月10日・11日。料金は、10日券=9,000円、11日券=1万2,500円、通し券=1万8,000円、「HEAVEN’S テントサイト付き入場券」「FORESTテントサイト付き入場券」=2万1,000円、「HAPINNESSオートキャンプ付き入場券」=3万円。