札幌・琴似に8月20日、ラーメン店「超こってり!背あぶらたたき らーめん かなえ」(札幌市西区琴似1条7、TEL 011-644-1188)がオープンした。
店舗面積は25坪。席数は、全席カウンターで14席。店主の奥山友太さんは札幌出身。千葉県の「行列ができる」人気ラーメン店「なりたけ」や「鐵(TETSU)」で10年間修業を積み、その人気店の味「背あぶらたたき」を地元に持ち込みオープンした。
店内は、「作っているところをお客さまに見てもらいたい」という思いから全席カウンター席とし、来店客からキッチンが見えるように工夫した。「琴似は私の故郷なので、独立するなら地元でと決めていた」と奥山さん。
店のコンセプトは「超こってり」。ラードや通常の油とは一味異なる「背脂たっぷり」のラーメンで、背脂やチャーシューは秋田県産のものを仕入れる。基本のスープは「しょうゆ」と「みそ」のみで、麺は背脂がしっかりと絡むものを追求し、特注の太麺を使う。具材の野菜の9割は北海道産。
奥山さんの「おすすめ」は、甘みが利いた味が特徴だという「みそラーメン」(750円)。そのほか、「しょうゆラーメン」(700円)や「焦がしにんにく黒しょうゆ」(750円)、「みそつけ麺」(800円)もそろえる。
トッピングは、チャーシュー4枚(250円)、卵・モヤシ・ノリ・メンマ(以上100円)、ネギ(200円)を用意。ライスは150円で、大盛りは100円増し。
客層は男性客が7~8割で、地元の高校生や学生、サラリーマン、年配客など幅広い来店があるという。「土曜・日曜は家族連れの方が多い。こってりのラーメンだが、女性客にも来ていただいている」と奥山さん。
「繁盛する日はスープが無くなり、やむを得ず閉店時間前に終了してしまう日もあるが、それは本意ではない。今後は、来店してくれるお客さま全てに当店のラーメンを提供できるようにしていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~21時(15時~17時はクローズ)。月曜定休。