プレスリリース

「産業技術賞」を受賞!発泡ゴム製の疲労軽減マット「ばぶラバ」が立ち仕事の“疲れる・冷える・滑る”を軽減。空知しんきん産業文化振興基金主催の表彰事業で受賞。

リリース発行企業:株式会社北海道ゴム工業所

情報提供:


                      「発泡ゴム製マット ばぶラバ」 

株式会社北海道ゴム工業所(本社:北海道夕張郡由仁町、代表:加藤 圭介)は、「立ち仕事の足もとに安心を」をコンセプトに開発された「発泡ゴム製マット ばぶラバ」が、空知しんきん産業文化振興基金が主催する「産業技術賞」を受賞し、去る2025年3月6日に贈呈式が開催されたことをお知らせいたします。
【ばぶラバ:Webページ】https://www.dogom.co.jp/items/floor/post-6.shtml
【主催者:Webサイト】https://sorazai.sakura.ne.jp/


「産業技術賞」受賞について

          各賞受賞者の皆さん


      「発泡ゴム製マット ばぶラバ」

北海道ゴム工業所が製造販売する「発泡ゴム製マット ばぶラバ」が、空知しんきん産業文化振興基金が主催する表彰事業において「産業技術賞」を受賞いたしました。同賞は、北海道の南空知地域において、新技術・新商品の開発や技術・商品の改善により成果を上げている事業所に与えられます。
今回受賞した「発泡ゴム製マット ばぶラバ」は、通信建設事業者である株式会社つうけん様(本社 札幌市)からの相談をきっかけに誕生しました。開発の原点は、高所作業車作業員の作業環境の改善を目指した「高所作業車用クッションマット」で、現場の皆様と意見交換を重ね、共同開発しました。現在では、「立ち仕事の足もとに安心を」をコンセプトに、その用途は全国に広がっています。通信、電力業界などの高所作業車での使用はもちろん、工場、水産食品加工場、漁船の甲板、小売業の床材、階段やステップの滑り防止材として様々な職場で活用されています。

【審査委員会からの紹介 コメント】



2019年2月、寒冷地で屋外作業を行う人や暖房のない場所で長時間働く人の疲労軽減が図られるゴムマットの開発に着手し、「寒冷地で求められる断熱効果と耐久性」に優れた製品を目指し、「ばぶラバ」を商品化しました。特徴は、適度な反発性、断熱性能、氷点下環境での柔軟性および耐候性を備え、高所作業車の”バケット”に乗り込むまでの導線での転倒・落下防止の滑り止めとしての用途も生まれました。 創業以来、一貫してゴム製品の製造加工に取り組んでおり、特徴ある製品を開発して道内外企業に納入し、地域経済や産業技術の発展に取り組んでいます。以上の業績が選考審査委員会から優秀と認められました。
【株式会社北海道ゴム工業所 技術部 藤田 信吾 コメント】

          左)北海道ゴム工業所 技術部 藤田 中央)同代表取締役 加藤 右)つうけん 福本様

この度、空知しんきん産業文化振興基金「産業技術賞」を受賞したことを大変うれしく思います。
本製品については、私たちが新たに開発した「発泡ゴム素材」と、「高所作業車バケット内の作業環境改善」という明確なニーズが結びついたことで、製品として格段に進化しました。
まさに奇跡的な出会いがあり、今回の受賞につながったものだと思います。
関係者の皆様、ご協力・アドバイスをいただいた皆様にあらためて感謝申し上げます。
これからも様々な現場での作業環境改善に向けてお役に立てる製品を開発しますので、ご期待ください。

開発の背景

   高所作業作業車と”バケット”内の「ばぶラバ」

本製品の開発は、株式会社つうけん 人材開発部(当時)の福本様からの相談がきっかけでした。北海道の冬、高所作業車の"バケット"内での厳しい作業環境、特に、長時間の立ち仕事による足腰の疲労、足もとからしんしんと伝わる冷え、雪や氷結による転倒の危険をなんとか改善したいとのことでした。また、作業員の方の高齢化、若年作業員の方の定着率向上、足もとの作業環境の改善による生産性向上に加え、健康経営の一環としても貢献できる仕事であることがわかりました。現場の作業員の方々と意見交換を重ね、試行錯誤を繰り返して、その切実さになんとか応えようと商品化に取り組みました。
現在は、その特徴が評価され、業界・業種を問わず、北は北海道、南は沖縄まで多方面で導入いただいています。
因みに、「ばぶラバ」は、バブル=泡、ラバー=ゴムの造語です。

立ち仕事の足もとに安心を。「発泡ゴム製マット ばぶラバ」

    リサイクル工場の作業員の方の足もとに。


      水産加工場の作業員の方の足もとに。

「発泡ゴム製マット ばぶラバ」は、立ち仕事の"疲れる・冷える・滑る"を軽減します。
長時間の立ち仕事の現場で働く皆さんの作業環境を足もとから優しく支えます。秘密は小さくて均一な気泡。立ち仕事の「疲れる」「冷える」「滑る」をやわらげる、発泡ゴム製の疲労軽減マットです。工業製品の製造現場や野菜果物の選果場、レジカウンター、底冷えのする食品加工場、高所作業車などの特殊車両、玄関先の階段などにもお使いいただいています。
- 足腰の疲労軽減:足もとが安定し疲れにくいです。消しゴム程度の硬さで、踏んだ時に過度に沈み込まないので、作業効率を落としません。
- 足もとの冷え軽減:発泡マットでありながら、防水性が高く(吸水率+0.8%)、通気性を抑制します。雨でも滑らず、底冷えの冷気を和らげるので、屋外での使用でより性能を発揮します。[吸水率=水中浸漬24時間後の重量変化率]
- 滑りにくい:試験を行い、アスファルト舗装と同等の滑りにくさを確認しています。転倒などを防ぎ、安全性を高めます。
- その他の特徴:
1.耐久性が高いので、ハードな靴底での使用や屋外での使用でも長持ちで、経済的です。
2.冬期でも弾力が保たれるので、氷が張っても氷割り作業がとてもラクです。
3.軽くて丈夫です。カッターがあれば容易に切断、加工が可能です。
4.大切な工具、機器の落下破損も防止します。
5.両面使用可能です。


              「発泡ゴム製マット ばぶラバ」 サイズ(mm) 700 X 1000 X 厚み14

【商品概要】
商品名:「発泡ゴム製マット ばぶラバ」
サイズ(mm):(1)600x600x厚み14[約2.4kg] (2)700x1000x厚み14[約5kg] (3)600x600x厚み6[約1.4kg]
詳細と導入事例:https://www.dogom.co.jp/items/floor/post-6.shtml

株式会社北海道ゴム工業所について
北海道ゴム工業所は、1958年、空知地方の炭鉱にコンベアベルトを供給することを目的に創業しました。
炭鉱で培った技術を活かし、融雪マットや床材、メンテナンス用ゴムライニングなど多様な製品を製造し、幅広い業界に展開しています。
厳しい北海道の冬に対応した製品も提供しており、特に融雪マット「ソーヒーター」は、降雪時に雪を融かすことができます。玄関や階段用として広く販売されている「標準品」のほか、お客様のご希望のサイズでの受注生産も行っています。また、車両通過に対応した「Type-C」など、様々なニーズに応じたソリューションを提案しています。
自社工場でゴム材料の配合設計、金型設計から製品製造、検査まで一貫して行い、顧客の多様な要望に応える体制を整えています。技術面においては、ゴムと金属など異素材との接着・接合に強みを持っています。
【会社概要】
社名:株式会社北海道ゴム工業所
本社所在地:北海道夕張郡由仁町古川108番地
代表取締役:加藤 圭介
事業内容:ゴム製品製造業
設立:1964年4月
HP:https://www.dogom.co.jp/
お問い合わせ先
担当:木村 
TEL:会社0123-83-3121 
MAIL:inform@dogom.co.jp



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