リリース発行企業:株式会社スリーハイ
株式会社スリーハイ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:男澤 誠)は、2025年3月14日(金)に関東学院大学横浜・関内キャンパスで開催される産学官共同シンポジウム「環境課題をビジネスチャンスに ~カーボンニュートラルが拓く新規ビジネスの可能性~」に、代表取締役の男澤誠がパネリストとして登壇いたしますので、お知らせいたします。
本シンポジウムは、中小企業が環境課題をビジネスチャンスと捉え、新規ビジネスにつなげていく可能性について、行政(経済産業省)・研究者(関東学院大学)・企業(スリーハイ)の3者からお話しするものです。
企業側として本シンポジウムに登壇するのはスリーハイのみとなり、スリーハイが産業用ヒーターの製造と販売を通じて、これまで取り組んできた具体的な事例を交えながら、中小企業がカーボンニュートラルに取り組む一助になるような話題をお届けします。
シンポジウム概要
公益財団法人横浜企業経営支援財団(IDEC)×関東学院大学 共同シンポジウム
環境課題をビジネスチャンスに ~カーボンニュートラルが拓く新規ビジネスの可能性~
大規模な気候変動の影響で今までの当たり前が当たり前ではなくなっている現代。企業にはサステナブルな地球環境を意識した経営が求められています。本シンポジウムではカーボンニュートラルの実現に向けて先端の取り組みを行っている企業・行政・研究者を招き、新たな商機をつかむ方策を探ります。
日時:2025年3月14日(金)15時30分開演 / 17時00分 終演予定 ※開場15時00分
会場:関東学院大学 横浜・関内キャンパス2階 テンネー記念ホール(横浜市中区万代町 1-1-1)
主催:関東学院大学
共催:公益財団法人横浜企業経営支援財団
参加費:無料
登壇者:
<パネリスト>
川上 悟史 (かわかみ・さとし)経済産業省 イノベーション・環境局 大学連携推進室 室長
2000年通商産業省(現経済産業省)入省。2019年大学連携推進室長(1回目)、2020年次世代空モビリティ政策室長(ドローンと空飛ぶクルマの市場創造に向けた政策を推進)、2021年内閣官房教育未来創造会議企画官(理工系学部の強化などの教育政策を立案)を経て、2023年大学連携推進室長(2回目)に着任し、現在、産学連携政策、博士人材の民間企業での就職の拡大に向けた政策などに取り組む。
男澤 誠 (おざわ・まこと)株式会社スリーハイ 代表取締役
2000年に父が創業した株式会社スリーハイに入社後、2009年に代表取締役に就任。2度の経営危機に直面するも、主力製品の絞り込みと強化、検索エンジン最適化などのネット戦略でV字回復を遂げる。 同社は、主に産業用・工業用ヒーターの製造販売を行うモノづくり企業。第1回横浜型地域貢献企業プレミアム企業として表彰されている。
友野 和哲 (ともの・かずあき)関東学院大学 理工学部 准教授
東京理科大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。2017 年に関東学院大学理工学部講師、2019 年より現職。専門は電気化学・分析化学・リサイクル工学と多岐にわたり、「限りある資源のリサイクルによるエネルギー分野への貢献」を研究テーマに、資源の乏しい日本において、知恵の実を資源として全力で研究を楽しんでいる。
<ファシリテーター>
小山 嚴也 (こやま・よしなり)関東学院大学 学長・経営学部教授
一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得退学。2001年に関東学院大学経済学部 助教授、2010年に同学部教授、2017年に経営学部教授、2021年より学長。専門は、CSR論。研究成果の社会への発信にも注力し、毎年、サステナブルブランド国際会議で多くのセッションのファシリテーターを務める。最新の論文「社会課題解決装置としての企業-サステナビリティ時代の企業観を考える-」では社会課題解決型ビジネスについて取り上げている。
詳細・お申し込み:https://carbonneutral-kgu.peatix.com/
スリーハイの事業を通じたカーボンニュートラルに対する取り組み
スリーハイは、産業用ヒーターの製造・販売を通じて、食品製造業や半導体製造業などを中心に、これまで約7000社の「熱の困りごと」を解決してきました。
スリーハイはヒーターを販売するだけでなく、製品開発や提案まで行う「ヒーターソリューションカンパニー」として、企業のエネルギー消費量削減や、廃棄物削減の提案を行っています。
事例1.保温カバーの提案により、電力使用量が約60%削減
スリーハイの主力商品である産業用ヒーターとともに、断熱効率を高める保温カバーを積極的に提案することで、顧客の電力使用量が約60%削減しました。
事例2.中小企業が連携、捨てていたプラ製使用済ボビンを再利用
スリーハイは、当社の取引先と協力し、それまで三者間の事業取引で発生していた、使用済ボビン(電線等を巻くための筒)を再利用する取り組みを2023年5月から始めました。
熱電対線を取ったあとのボビンのイメージ
スリーハイでは、専門商社である株式会社石川製作所(本社:東京都千代田区)を通じ、電線メーカーである二宮電線工業株式会社(本社:神奈川県相模原市)から、この熱電対線を仕入れています。熱電対線を取ったあとのボビンは、全て廃棄していました。
この熱電対線を巻いているボビンはプラスチックと紙で構成されているため、廃棄する前にスリーハイの従業員が、プラスチックと紙に手作業で分別をしていました。
再利用の取り組みがはじまるきっかけは、スリーハイでボビンの分別に携わっていたパート社員から寄せられた、「ボビンのプラスチックと紙を分別する作業が大変です」という、ちょっとした雑談からでした。
そこで2023年5月から、スリーハイが熱電対線を取ったあとのボビンを、全て二宮電線工業に返却する取り組みをはじめました。スリーハイでは、これまでボビンを産業廃棄物として廃棄するためのコスト及びボビンをプラスチックと紙に分別する作業コストを削減することができました。
対して二宮電線工業では、スリーハイから返却されたボビンを熱電対線を巻くために再利用することで、ボビンの仕入れコスト削減につながっています。
詳細はこちらのプレスリリースもご参照ください。
電気に関わる中小企業が連携 捨てていたプラ製使用済ボビンを再利用する取り組みスタート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000100107.html
事例3.アニュアルレポート「OMOU」発行による非財務情報開示
スリーハイは「ステークホルダー経営」を掲げ、アニュアルレポート「OMOU」発行による非財務情報開示に取り組んでいます。
これからは大企業だけでなく、中小企業も経営の透明性を高めていくことが求められています。「OMOU」はスリーハイのお客様・パートナー企業だけなく、金融機関・行政や、産学連携活動等で関わった学生・生徒のみなさんなど、幅広い皆様にお読みいただいています。
スリーハイのアニュアルレポート「OMOU」はこちらからダウンロードいただけます。
https://www.threehigh.co.jp/company/report.php?srsltid=AfmBOoq4ieK9LeZUfubbHflAzspdSx3qhDSDkwOxaj2gyyvgPCTQSY7O
株式会社スリーハイについて
株式会社スリーハイは、「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念に、産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造、販売をしています。結露・凍結防止、加熱、保温などお客様のご要望にあわせたオーダーメイドの製品をご提案し、国内・海外の企業様の「困った!」を熱のチカラで解決してきました。ヒーターのエキスパートが日本全国の現場に駆け付け、お客様に寄り添うサービスをご提供いたします。
会社名 :株式会社スリーハイ
代表者 :男澤 誠
所在地 :(本社)神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16
:(札幌営業所)北海道札幌市中央区北4条西4-1-7
設立 :1990年5月24日
事業内容:産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造及び販売
公式サイト:https://www.threehigh.co.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/threehigh/
公式Instagram:https://www.instagram.com/threehigh.official/