札幌・すすきのに4月20日、「豪快居酒屋 舟盛屋 南6条店 極」(札幌市中央区南6条西4、TEL 011-206-8448)がオープンした。経営は、札幌市内で「創作和食 うに○(うにまる)」(南4条西2)や「昭和レトロ居酒屋 少年時代」(南5条西5)などを経営するトールオーダー(同)。
3年前にオープンした同店のすすきの店(南5条西5)、1年前にオープンした狸小路店(南3条西2)に続く3号店としてオープンした同店。店舗面積は約40坪。席数はカウンター14席、テーブル席12席、小上がり6席の計32席。
「これまでの舟盛屋はざわざわした雰囲気で量を重視した舟盛りを提供していたが、今回オープンした店は、職人との語らいを楽しめる大人の空間を演出した」と同社の田中部長。「従来の舟盛屋の雰囲気が落ち着かないと感じる方には、くつろげるシックな雰囲気になっている」とも。
メーンターゲットは40~50代。「極」の名称は「舟盛りを極めたい」という思いから名付けたという。田中部長は「これまでにない『新感覚な豪快さ』をお客さまに提供したい」と話す。
来店客一人ひとりに必ず舟盛りを提供するのが特徴の同店。「極」では、従来の舟盛屋よりも刺し身の量をやや抑え、「ワンランク上」の素材を使った刺し身やベテラン職人が握った旬の握りなどを提供する。価格は3,480円で、浜ゆで毛ガニの半身と旬の魚介の新鮮刺し身、旬の握り3貫にわん物が付く。刺し身以外の料理を希望する客には、無料で刺し身をバター炒めや塩炒めにして提供する。かき揚げは200円、太巻きは時価。
舟盛り以外の一品料理は、アボカドサラダ わさびドレッシング(780円)やシーザーサラダ(680円)などのサラダ、銀だら西京焼き(800円)、ツボダイ塩焼き(700円)などの焼き物、手羽先のさんしょう風味(580円)、牛サガリの竜田揚げ(680円)などの揚げ物、ばくらい(ホヤの塩辛とこのわた)(500円)、いぶりがっこ(400円)などの珍味ほか、極み握り(10貫、1,800円)、極み巻き(海鮮太巻き)(1,300円)などの食事や、極み汁(あら汁)(400円)、極みわん(みそわん)(200円)などの汁物も用意する。
デザートはゆずシャーベット、わらび餅(以上300円)。そのほか、120分の飲み放題が付いた宴会コース「舟コース」(4,980円)や「極コース」(5,980円)も用意する。
ドリンクは、ビール・焼酎・日本酒・ウイスキー・サワー各種(以上490円)や、おすすめ日本酒・おすすめ地焼酎・果実酒・おすすめウイスキー・おすすめワイン(グラス)(以上600円)など。ソフトドリンク各種(300円)もそろえる。
「札幌・すすきので親しまれて3年。この経験を生かし、より一層お客さまに満足いただけるように一流の職人をそろえた」と田中部長。
営業時間は17時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌1時まで)。日曜定休(月曜が祝日の場合は営業)。