札幌でイベント「世界オモシロ健康法」-中国の「つぼたたき体操」など紹介

中国で行われているリボン体操

中国で行われているリボン体操

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 札幌市教育文化会館(札幌市中央区北1条西13、TEL 011-271-5821)で8月28日、中国の「つぼたたき体操」や世界各地の健康法を紹介するイベント「世界オモシロ健康法」が開催される。主催は、キャリアコンサルタントの横山光紀さんが主宰する世界人大学(江別市)。

「打花棍」というスティックを使った体操

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 「つぼたたき体操」は中国に伝わる体操で、体のつぼを「押すのではなくたたく」のが特徴。体操を紹介するのは早稲田本庄高等学院教諭で早稲田大学非常勤講師の田邊潤さん。

 田邊さんは学生時代に走り高跳びで国体に出場した元アスリート。2008年から1年間、中国・北京大学で中国や世界の健康法を研究し、昨年、中国で書籍「あなたも達人 中国オモシロ健康法」を出版した。今年4月からは、NHKの中国語テキストで同名のコラムを連載している。

 体操のテーマ曲「ハッピー・ラッキー ツボタタキ」の歌と作曲を担当したのは、中国在住で北海道深川市出身の女性シンガーソングライター「bisq(ビスク)」さん。子どもから高齢者、車いすの人でも簡単にできるもので、ラジオ体操のようなイメージだという。長野県の教育委員会でも採用された同体操は、小学校の授業などにも取り入れられている。

 当日は田邊さんが講演を行うほか、ジャグリングや中国ゴマ、リボン、棒などを取り入れた中国の民間健康法を参加者に実際に体を動かしてもらいながら紹介する。

 「乾布摩擦や朝シャンなど、意識はしていなくても誰でもそれぞれの健康法を持っている。それが集まれば『世界オモシロ健康法』はどんどん増えていく。当イベントが世界の健康法を広めるきっかけになれば」と横山さん。「中国の健康法といえば太極拳をイメージする方がほとんどだが、中国には日本人になじみのない民間健康法がたくさんある。世界人大学としても、世界人口の5分の1を占める中国からその知恵を学びたい」とも。

 開催時間は10時~11時45分。入場料は、一般=1,800円、小中学生無料。自分が普段行っている健康法を紹介すれば、年齢を問わず1,000円で入場できる。申し込み方法などは世界人大学ブログで確認できる。

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