生徒がプロデュースする期間限定ショップ-北海道ドレメ学院

ドレメ学院生が制作した「DOREME STORE」のフライヤー

ドレメ学院生が制作した「DOREME STORE」のフライヤー

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 北海道ドレスメーカー学院(札幌市中央区南4西16)の2年生がプロデュースする毎年恒例の限定ショップ「DOREME STORE『bit』」が9月7日より、4丁目プラザ(中央区南1西4)7階にオープンする。

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 同店は2003年、同学院の「クリエーション」「メーキング」「販売」の3構成の学科の新設をきっかけに授業の一環として期間限定店をオープンし、今回で5回目。昨年は238人の購入客があり、商品はほぼ完売したという。商品の企画・制作をはじめ、デザイン科、総合科製作技術コース、販売企画コース、装飾表現コースの2年生で構成されたスタッフが、ショップの企画、販売、マーケティング、ポスター・フライヤーの制作、ショップのレイアウトなどのすべてを担当した。

 出品するのは、男女共有で着られるアレンジが数多く施された「women」、「冒険心」をテーマにデニム商品の「naif」、寝具と羊から発想を得た衣料品、生活雑貨の「Like a Sheep」、北欧をイメージした雑貨、アクセサリー、バッグなどの「muchacho」の計4ブランドで、約700アイテムの商品はほぼ1点ものという。価格は、パンツ=4,000円~、ワンピース=4,500円~、カットソー=2,500円~、アクセサリー=200円~で、「学生が作るもの」のためほぼ材料費のみで価格を設定している。土曜・日曜限定の「パーソナルカラー診断」や購入客先着30人にショップロゴ入りのエコバッグプレゼントも。

 そのほか、手袋メーカーのサンエース(中央区北4西17)が協賛し、規格外品の手袋を提供。学生たちがモチーフを付けるなどアレンジして500円均一で販売。寝具販売のトリベール(白石区川下)が提供した「綿」を羊のクッションに使用するなど、産学協同で実際のビジネスにつなげる取り組みは今回初。

 9月15日、北方圏学術情報センターPORTO(中央区南1西22)で開催される同学院のファッションショー「DOREME de ala mode collection」で、同店で扱う商品の発表も予定している。

 同学院2年生で営業担当の菊地朝世さんは「少しでも多くの人に来てもらい、ドレメの学生が他店にも劣らない商品を作って提供しているのを知ってほしい。笑顔で帰ってもらえれば」と期待を込める。会期中の売り上げは58万円と見積もり、全商品の約8割の販売を目指すという。

 営業時間は10時~20時30分(最終日は19時30分まで)。9月17日まで。

北海道ドレスメーカー学院

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