ススキノに溶岩焼肉店-元営業マンがサービスに幹事経験生かす

厳選された道産食材を溶岩プレートで焼くのが魅力

厳選された道産食材を溶岩プレートで焼くのが魅力

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 札幌・ススキノに8月12日、溶岩プレートを使う焼肉店「楽門(らくもん)」(札幌中央区南6条西5、TEL 011-561-8929)がオープンした。

専門店が嫉妬する道産サフォークラム

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 店舗面積は約85坪で、席数は85席。オーナーの堀口さんは住宅関連会社の元営業マン。約15年間、接待などで幹事役を務めた経験を店のサービスに生かしている。「幹事を経験して初歩的や細かいサービスの重要性を感じた」。宴会の人数変更に柔軟に対応するほか、エントランスには電話の使用や喫煙、休憩するスペースを設けた。

 炭火ではなく、富士山ろくで採掘された天然溶岩のプレートで焼くのが同店の売り。(溶岩プレートが)テレビで紹介されていたのを知った堀口さんは東京の専門店を見学。「煙が出ず、焼きすぎて焦げることのなく、焼いた時に肉に水分が残り余分な脂を落としてふっくらと焼くことができる。胃にもたれないので年配客でも肉の味を堪能できる」(堀口さん)と導入を決めた。

 「北海道の店なのに地元食材を食べていない」と感じた堀口さんは道産食材にもこだわる。牛肉は美瑛産(特選カルビ、ロースともに1,980円)、豚肉は当別町の浅野豚(カルビ780円、ロース880円)、ジンギスカンでは瀬棚産のサフォークラム(980円)をそろえる。「すすきの祭りの時、サフォークラムを出すと他の専門店が嫉妬(しっと)するほど」とも。

 ドリンクでは、焼酎アドバイザーの資格を持つ堀口さんが厳選した約80種の焼酎をカウンター後ろに並べる。本格焼酎から季節によって変わる「隠し焼酎」も。「ワサビ、ミルク、温泉と変わり種もあるので飲み比べもしていただければ」とも。

 堀口さんは「北海道の土地から生まれた食材をぜひ体験してほしい。地元の方が食べることで活性化につながり盛り上げていければ」とも。

 営業時間は17時~翌3時(日曜・祝日は翌1時まで)。

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