札幌をテーマにした写真展「内ヶ崎直人写真展-SAPPORO-」が8月2日、札幌のギャラリー4カ所で始まった。
内ヶ崎さんは現在、「コミュニティー」「人と空間の調和」をテーマに撮影活動を行っており、個展を開くのは初めて。複数会場での同時開催には「街で訪れるさまざまな場所に芸術のある空間があれば」という思いがあったという。
「単発の個展では次の個展までに期間が空いてしまうので、せっかく作品に興味を持ってくれた方がいても次の個展の開催を認知してもらえない可能性がある」と内ヶ崎さん。「複数会場での同時開催であれば、どこかの会場で作品を見て興味を持ってくれた方が別会場に足を運ぶことができる。作品を見てもらう窓口を増やしたかった」とも。
それぞれの会場とテーマは以下の通り。「品品法邑」(札幌市東区本町1条2)=「煙が空に消えるが如く」、「ギャラリー・ニュー スター」(中央区南3条西7)・「ムジカ ホール カフェ」(南3条西6)=「どこまでも平和な夜」、「ト・オン・カフェ」(南9条西3)=「-SAPPORO-」。期間中、抽選で作品をプリントしたTシャツが当たるスタンプラリーも行う。
「各会場にはギャラリーカフェもあるので、作品とともにお茶を楽しむこともできる。同じ作家の作品でもそれぞれの空間によって異なる作品になるので、ぜひ各会場の作品を回覧いただければ」とも。
開催終了日は会場によって異なる。詳細はサイトで確認できる。