札幌・すすきのに7月3日、「南5条ハイボール」(札幌市中央区南5条西6、TEL 011-532-3883)がオープンした。
昨今のハイボール需要の高まりを受けてオープンした同店。内装はレトロ調の酒場をイメージし、ドアを開ければ開放的な空間となる。店内に35席、外にはたるをテーブルにして5席ほどを設けている。
ハイボールをおいしく飲むためのさまざまな仕掛けを施す同店。カウンター中央に5連高圧サーバーを据え付ける。「高圧ガスによりのどごしがすごくいい」と越後さん。氷にもこだわり、製氷後にひと手間加え滑らかな表面を実現。炭酸がはじけることなく逃げないのがメリット。炭酸水も天然水を使用し、注ぐ時は黄金比4対1を忠実に実践している。定番の「ザ・角ハイボール」(450円)のほか、「山崎10年ハイボール」(580円)や旬の果実としてパイナップル、マンゴーなども並べる。
同店では、銅製で氷持ちがいい「銅マグ」を使う。普通のグラスより少し量が多いのも特徴。底に数字を刻印して「マグキープ制度」も用意。限定50個を2,000円で販売したが、オープンから4日で完売し、現在はキャンセル待ちの状態になっている。3カ月以上利用がない客には郵送で送る。
フードのコンセプトは「ちょっと懐かしいハイボールに合うフード」。ハムカツ(650円)、いぶりがっこ入りポテサラ(450円)、牛もつのカレー煮込み(650円)などをそろえる。
越後さんは「オープンから3週間がたち、サラリーマンやOLを中心に大変喜ばれている。カウンターもあるので1人でも気軽に立ち寄っていただきたい。最高のガス圧、黄金比などにこだわっているのでハイボールの概念が変わるはず」と話す。
営業時間は18時~翌6時(日曜・祝日は翌3時まで)。チャージは500円。