大学生の就活事情を記した「就活のバカヤロー」の著者・石渡嶺司さんのトークライブが6月18日、北海道大学クラーク会館大講堂（札幌市北区北8条西8）で開催される。

　就活を終えた主催者の山浦さんが同書を読み、石渡嶺司さんのツイッターをフォロー。今年4月下旬に就活サイト「ジョブウェブ」の佐藤考治社長と石渡さんがツイッター上で就職活動について議論しているのを見て対談イベントへの出演を依頼した。その中で石渡さんの日程が合い、今回のイベントが実現した。

　石渡さんは札幌出身。北嶺高校を経て東洋大学に入学した。現在は大学ジャーナリスト、ライターとして活動中。「強い就活!」「最高学府はバカだらけ－全入時代の大学『崖っぷち』事情」などの著書がある。2008年、大沢仁さんとの共著「就活のバカヤロー」は10万部を超えるヒットとなった。現在300校以上の大学を見学しながら評論・執筆活動を行っている。6月14日には「就活のバカタレ!」を刊行した。

　第2部では、昨年11月に就活に異議を唱えデモ活動を行った「就活くたばれ」メンバーとの対談を行う。こちらも山浦さんがツイッター上でのやりとりでゲスト出演が決定した。

　山浦さんは2月に内定が決定。「石渡さんの本を読んでから就活の見方が変わった。もっと視野を広げて動けばよかったと思っている。これから始める学生はもちろん、一般の方にもぜひ参加してほしい」と話す。

　開催は19時から。入場無料。当日のイベントの様子はUstream（ユーストリーム）で中継を予定。URLはツイッター「@yutayamaura」やブログで紹介している。